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どうも、りあるです。
今回は、はるデザインブランドの植物育成ライト「バーライト L610」をレビューしていきたいと思います。
はるデザインブランドといえば、スポット型の植物育成ライトHASU38 spec9で有名ですよね。
それに今年はパネル型のライトとしてSamsung製の高性能なLED「LM301H」を搭載した「GL-BOARD 5000」とその弟分として「GL-BOARD 1200」のライトもラインナップに加わりました。
あとバータイプのライトとして、こちらもSamsung製のLEDを搭載した「GL-T5 L530」も新発売となっていて、とにかく色んな場所で育成ライトが使えるように製品が網羅されているんですよね。
そのはるデザインブランドに、今回さらにクリップで挟んで使えるライトが発売されたということで、一体どういった製品なのか詳しく見ていきたいと思います。
実はこのライト、個人的にすごく探し求めていた製品で、僕が唯一設置しにくかった場所に使えるライトになっているので、もし僕と同じ悩みを持っている方は、是非今回のレビューを参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう!
製品名
まずは、あらためて製品名ですが「バーライト L610」といいます。はるデザインブランド2つ目のバータイプの育成ライトになります。
同梱物
製品の同梱物ですが、ライト本体と電源アダプターが1つ入っております。利用するときは本体と電源アダプターを接続して利用する感じですね。
そしてライトを固定するケーブルタイ3本とユーザーマニュアルが入っております。
外観、特徴
次に外観を見ていきますね。まずは本体上面部分ですが、安っぽいツルツルした感じじゃなくて、飽きのこないラインが入ったデザインになっております。
触った感じは少しザラザラしています。
ライトが光る部分は横長になっていますね。LEDもこんな感じでたくさん並んでおります。
よく見ると6500Kや3500Kといった色温度の表示もありますね。
ちなみにこのバーライトはSamsung製の高性能なLED「LM281B+PRO」が搭載されております。
こちらにLEDの種類の表記もあって「LM281C+PRO」と書かれていますが、「LM281B+PRO」と同じチップのようです。あとで実際に点灯して、どんな感じか見てみたいと思います。
そしてこちらには色んな方向にグネグネ曲げられるフレキシブルアームがありますね。アームは曲げやすいんですが、だからとって重さで垂れてくることもなくがっちり固定してくれるので、大丈夫です。
表面の素材は光沢がある感じですね。
フレキシブルアームの先にはクリップ部分があります。クリップタイプなので、気軽に色んなところに挟んで使えますよね。
裏側には会社名と製品名も印字されております。PSEマークもあるので安心ですね。壁掛けで使えるような穴も空いています。
ちなみにクリップの内側はスポンジになっているので、滑り止めにもなっていて、さらに挟んだ部分が傷つかないように配慮されております。クリップは3cmくらい開くので、もし取り付けたい場所がある場合の参考にしてみてください。
クリップの挟む力なんですが、長いバーライトを支えるためにめちゃくちゃ強くなっているので、何かの拍子に倒れる心配もないです。
そしてクリップ部分にはコードが付いております。
コードもかなり長いので、棚の高い位置で使うときにもコンセントから離れているときに助かりますね。
そしてアダプタ部分のコードと連結して使えるようになっているので、さらに長く使えるようになっております。
アダプタ部分にも会社名とPSEマークがありますね。
ちなみに電源をオンオフするスイッチは付いていないので、こういったスイッチボットなどのタイマーを使えば、ライトの点灯を自動化できるのでおすすめです。
全体的なデザインはシンプルで、説明書がなくても誰でもすぐに使えるように設計されております。
スペック
さて次はスペックを見ていきたいと思います。
サイズ
サイズですが、バー部分の長さが66cmになっております。
フレキシブルアームの長さは28.5cm。
クリップの奥行きは11cm。
クリップの横幅は7.3cmです。
コードの長さは2.6mのロングケーブルとなっております。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは今のところブラックのみですが、ホワイトも出てくるとインテリアや好みで選ぶことができそうですね。
重量
本体重量は0.5kgで実際に持ってみるとめちゃくちゃ軽いです。
消費電力
消費電力は32Wとなっております。ちなみに一日8時間利用した場合の電気代は約8円で、それを30日間利用した場合は約240円となっております。
調光機能・タイマー機能
調光機能とタイマー機能は付いておりません。
LED種類
LEDの種類は先程お伝えしましたが、Samsung製の高性能なLED「LM281B+PRO」が採用されています。Samsung製のLEDは高品質なので、個人的にもかなりおすすめです。
波長(スペクトル)
波長は太陽光の波長を意識したフルスペクトルになっております。参考までに波長はご覧のようになっているので気になる方はチェックしてみてください。
照度とPPFD
照度とPPFDについては、メーカーから参考値が出ております。ご覧のように、高さ10cmであれば照度が約32,800ルクスでPPFDが488マイクロモル。高さ20cmだと照度が約15,200ルクスでPPFDが235マイクロモルとなっております。実生で植物を育てたり、耐陰性のある植物や小さめの植物を育てる場合には最適だと思います。
色温度
色温度は5800ケルビンレベルの昼光色となっております。この色温度についてですが、よく白色系と暖色系とどちらが植物に最適なのか聞かれることが多いんですが、この辺りはメーカー側もしっかり研究されています。
Hasu38 Spec9の5800ケルビンと4000ケルビンのどちらがよく育つのか実験してみたところ、5800ケルビンの方が成長したといった結果が出ているんですよね。このバーライトはその5800ケルビンになっているので、植物の成長を意識している方はこのライトを使えばしっかり育ってくれそうです。
演色評価数
演色評価数Raは89です。90前後あれば植物もキレイに見えるので、この辺りは問題なさそうですね。
防水性能
あと防水性能はないので葉水するときに注意が必要ですね。
定格寿命
定格寿命は5.4万時間あるので、仮に1日8時間利用した場合は約18年も使える計算になります。
保証期間
保証期間は1年あるので安心です。
設置・取り付け
さて次は実際に点灯してどんな感じか見てみたいと思います。まずは取り付けですが、僕が愛用しているこちらのTABASのオープンシェルフに取り付けます。
こういったオープンシェルフに使える最適なライトが今までなくて困っていたんですよね。スポットライトだと設置も難しいし植物に近すぎて使えないのと、じゃあパネルライトはどうかというと工夫しないとぶら下げることができないし、といった感じでずっと悩んでいたんですよね。
そんなときに出てきたのが今回のバーライトで、しかもこのオープンシェルフは幅が80cmなのに対して、バーライトの長さが60cmで、実際に設置してみるとかなりちょうどいい感じになります。それにフレキシブルアームなので、高さも気軽に微調整できるのもポイントが高いですね。
クリップの強さもめちゃくちゃ強いので、何かの拍子に外れることもないです。
しかも棚の中段だけじゃなくて、最上段にある植物にも使えるんですよ。最上段の植物にライトを当てるときって、天井からライトをぶら下げて使うとか、スタンドに取り付けて使うしかなかったんですが、このライトを使えば最上段でも気軽に使えるので、ライトを使うときの敷居がかなり低くなるんじゃないかと思います。
実際に点灯
ということで実際に点灯してみたいと思います。高さ20cmで照射した場合はこんな感じになります。かなり明るくなっていて、棚の上の植物にしっかり光が当たっているのがわかりますかね。
植物の色味もこんな感じでかなりキレイにみえるので、鑑賞目的にも最適です。播種したときや実生苗を育てるときにもかなりおすすめです。
照度計測
次に照度も計測してみます。高さ20cmくらいから直下の照度を計測してみると16500ルクスになっていました。僕の環境は精密な計測環境ではありませんが、メーカー公表値は約15200ルクスなので、公表値より大きくなっているので大丈夫と思います。もし育てている植物によって明るすぎるという場合は、フレキシブルアームなので高さをすぐに変えることもできるのも有り難いですね。
熱問題
あと熱問題ですが、ライトを1時間くらい点灯してみたんですが、やけどするほどではないですが、ホッカイロ程度に熱くなっていました。なので、お子さんやペットがいるご家庭では利用するときにご注意ください。
最後に
このバーライトは僕みたいなオープンシェルフで植物を育てるときに、かなりおすすめのライトになっております。パネルを取り付けられるほど奥行きがあるラックであればパネルライトで十分なんですが、あまり奥行きがなくて、ライトを設置する場所も確保しにくいときは、このバーライトはすごく重宝するライトだと思います。
それにSamsung製の高性能なLEDも搭載しているので、長期間使ってもLEDが劣化しにくいので品質面はばっちりなのと、クリップ部分もかなり強力に挟んでくれるので、何かの拍子に落下することもないですし、フレキシブルアームのお陰ですぐに自由自在に思った場所に微調整できるのもポイントが高いですね。
あとはやっぱりバー部分の長さが66cmもあるので、横に並んだたくさんの植物に照射できるので、スポット型やパネル型とはまた違った植物のレイアウトに最適です。今後ホワイトモデルも出てくるとさらに需要が高まるかなと思います。
値段もスポットライト1本分くらいで購入できるコスパの良さも魅力的です。
スポットライトだと広範囲には照射できないので、こういったバータイプのライトをお探しの方はぜひ検討してみてください。