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どうも、りあるです。今回はBRIMさんから新発売になった植物用のヒーターマットを購入してみたのでレビューしていきます。
BRIMさんといえば、スポット型やパネル型の植物育成ライトで有名ですよね。
そのBRIMさんから満を持して、今回ヒーターマットが2種類新発売されました!
植物用のヒーターマットは、BRIMさん以外にもいろんな会社から発売されていて、正直どれがいいのか分からなかったりしますよね。でもこのBRIMさんのヒーターマットは他社と比較にならない、個人的にマジでおすすめしたい熱い製品になっております。
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すでにAmazonでもベストセラー1位になっているので、寒い時期の植物の保温や実生苗の育成でヒーターマットをお探しの方は、是非今回のレビューを参考にしてみてください。
分かりやすいように、こちらのAmazonで人気のHYINDOOR GARDEN(ハイインドア ガーデン)さんのサーモスタット付きのヒーターマットと比較しながらレビューしていきたいと思います。それでは早速いってみましょう!
製品名
まずは製品名ですが、サイズ違いで2つの製品があって、横長のタイプは「HEAT MAT 330」で、正方形の方が「HEAT MAT 400」といいます。
外観/デザイン
購入時は細長い箱に入っております。
驚いたのが、実際に箱から取り出して広げてみると、丸まった状態のクセがなくてすぐ使える状態なんですよね。
よくあるこういったヒーターマットは、箱から取り出すとクセがついて、電気を入れて温めないと広がってくれないのですごく使いづらいんですよね。BRIMさんの製品はこのあたりをしっかり考慮されていて、購入してからすぐに使えるように配慮されております。こういう製品を待ってたんですよね!もうこれだけでもかなりおすすめしたい製品になっております。
本体の見た目ですが、表面には鉢を置くときに目安になりそうな柄が描かれています。
触った感じもサラサラしていますね。
この部分は温度感知センサーが入っている場所で、少し膨らんでおります。
こちらにはブランドロゴが印字されています。
さらに横には製品情報と会社名、PSEマークも記載されています。
パット見、かなりデザインがよくてスタイリッシュなイメージですよね。
一般的にこういったヒーターマットの表面は使い方とか書いてあって説明書を兼ねていたりするので、正直全くおしゃれ感とは程遠かったりします。マットの上に植物を置いてしまえば見えないから全く気にしない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはオシャレなマットがほしいですね。
裏側は全面真っ黒のデザインですね。
本体からコードが伸びていて、その先には温度調整用のコントローラーが付いております。
そして、さらにその先は家庭用コンセントに挿すプラグがありますね。
質感
表面はPVC(ポリ塩化ビニル)になっているので、防水や摩擦にも強い素材になっております。
内側もカーボンフィルムやPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂で作られているので耐熱性、耐寒性、耐水性に優れた強靭(きょうじん)な素材になっております。
とくにカーボンフィルムによってマット全面が加熱するので、ムラがなく均一に温められるところも良いですね。
折り曲げてもかなり柔らかいです。
HYINNDOOR GARDENさんのマットはちょっと硬い感じですね。
防水仕様
防水仕様もIP67となっているので、水やりしたときの水がこぼれたりしても大丈夫です。
もし水がこぼれて気になる方はさっと拭き取ることができるので便利です。ちなみに受け皿なしで直接鉢に水やりして、水がマットの上に漏れても耐えられる仕様になっております。漏電やショートによって火災のリスクも最小限になっているので、安全性にも配慮されております。ただ、電気製品ということもあるので、水中で使ったり、屋外の雨ざらし環境では利用しないようにしてください。屋外で使うとしてもビニール温室の中であれば大丈夫だと思います。
サーモスタット(温度コントローラー)
本体にはサーモスタット(温度調節・温度調整コントローラー)も付いているので別途サーモスタットを用意する必要がないのも嬉しいですね。こういったヒーターマットは温度調節がない製品が多くて、電源を入れたら室温より10度くらい上がる、といった曖昧な製品が多いんですが、経験上、ヒーターマットを選ぶときは温度コントローラーは必須ですね。
例えば、僕達も温度設定ができないエアコンとか、絶対使わないですよね。
ちなみにマット部分とケーブルで繋がっているので、取り外しはできないようになっております。
コントローラーの裏側はこんな感じになります。
側面には特にスイッチなどはないですね。
コントローラの正面には3つのボタンと2つの温度表示部分があります。温度表示は、現在の温度と設定温度が表示されます。電源ボタンで電源のオンオフ、+ボタンで設定温度を一度アップ、-ボタンで設定温度を一度ダウンといった温度調節の動作になります。なので気軽に調整可能ですね。長押しで温度調整も素早く調節可能です。
温度調節は0度~50度まで設定可能となっております。あとで実際に試してみますね。
参考までにメーカー公式には加熱にかかる時間は、周囲の温度が20度、コントローラーの設定温度が50度の場合、約30分後にマットの温度が45~50度になる設計になっているようです。
スペック
さて次は今回レビューしているBRIMさんのヒーターマットとHYINNDOOR GARDENさんの製品のスペックを比較してみたのでご覧ください。ポイントを絞ってみていきますね。
サイズ
まずはサイズはHyindoorの方は縦27cmで横54cmに対して、BRIMさんの長方形タイプは33cm x 53cmになっております。BRIMさんの方が縦が5cm長くて、横が1cm短い感じですね。面積ではBRIMさんの方が大きいので、できるだけたくさんの植物を温めたい場合はBRIMさんの製品がおすすめですね。
重量
マット本体の重さはサイズによって変わっていますが、そこまで気にしなくて大丈夫です。
消費電力
消費電力はHyindoorが21Wで、BRIMさんの方は60Wになります。この消費電力の違いによって、設定した温度まで温めるスピードが変わってきます。BRIMさんの製品はHyindoorの約3倍なので、温めるスピードが3倍変わってきますね。参考までにBRIMさんのマットの電気代は仮に1日8時間利用した場合は約15円で、仮に30日利用した場合は約450円になります。
ただ、設定した温度までは温める間(加熱)は消費電力が高くなりますが、設定温度に達している場合は強く温める必要がない(保温)ので、環境によっては電気代はそれよりも安くなると思います。
設定可能温度
サーモスタットで設定可能な温度はHyindoorの方は5度~45度に対して、BRIMさんの製品は0度~50度になっております。BRIMさんの方が設定できる範囲が広いですね。ちなみにどちらの製品も1度刻みで設定可能です。
温度センサー
温度センサーはHyindoorの方はプローブと言われるこちらのセンサーの針で温度を計測するようになっております。
BRIMさんの方はマットの内部のこちらのセンサーで温度を計測しています。
どちらのセンサー方式がいいのか、これは好みもあるんですが、センサー針の場合はマットの上に乗せた植物のうち、目安になる1つの鉢の中にセンサーを挿すことになるので、その基準になる鉢の中の温度によってマット全体の設定温度が左右することになります。
BRIMさんの方はマットの温度を基準に設定温度を調整する感じになるので、設定したい温度がマットの温度なのかそれとも土の中なのかの違いがありますね。ただ土の中の温度は用土の種類によってムラがあったり、センサーが感知しにくいかったりするので、個人的にはマットの温度を計測する方が安定していると思っています。
設計寿命
設計寿命は30,000時間となっております。仮に1日8時間利用した場合は約10年利用可能です。ちなみに24時間つけっぱなしにしても、約3年半は使える計算になるので、コスパはかなりいいんじゃないかと思います。
オンオフタイマー
あとタイマーはついておりません。こういった温める暖房器具は火災の原因になる可能性があるので基本的にタイマーはついていないですね。
電源コードの長さ
電源ケーブルの長さは1.8mとかなり長いので、植物棚やスチールラックで使っても床まで届く親切設計になっております。
保証期間
保証期間はBRIMさんは2年もあるので、通常利用で壊れても安心です。こういったヒーターマットで2年も保証があるのは、僕が知っている限りBRIMさんの製品だけですね。
設置方法
次に設置方法ですが、このヒーターマットは長方形タイプと正方形タイプがあるので、
ラックで使うときは正方形タイプを1枚や2枚並べて使うことができます。
長方形タイプも幅60cmであれば十分使えますね。
それに長方形タイプだとこういったオープンシェルフでも使えるのが嬉しいです。
もちろん、床に直接置いて利用することも可能です。
ちなみに、床は冷たかったりするので、もし冷たい場所でマットを利用する場合は、発泡スチロールやスタイロフォームなどの断熱材の上とかに置くと、マットの温度が上昇しやすいですね。発泡スチロールは100円ショップにも売っているので参考にしてみてください。
実際に利用
さて次は、実際温度設定をして利用してみたいと思います。まずはコンセントに挿して、コントローラーの電源ボタンを押すと、上に現在の温度とその下には設定したい温度がLEDでデジタル表示されますね。設定温度の初期値は35度になっているようです。
結構明るくはっきり見えるので、暗闇だと目立ちます。ちなみにLEDの表示をオフにする機能は無いので常時点灯します。
プラスボタンを押すと設定温度が1度ずつ上がっていきますね。最大は50度になります。マイナスボタンを押すと設定温度が1度ずつ下がっていって、最小は0度になりますね。プラスとマイナスボタンをポチポチ押して温度調整することも可能ですが、何度も押すのが面倒な方は、プラスとマイナスボタンのそれぞれ長押しでも調整可能です。
ちなみに電源ボタンでオフにして、再度電源ボタンでオンにしても、オフにする前の設定した温度は記憶されております。ただし、コンセント側の電源が一度切れてしまうと、次に電源ボタンを押しても初期値の35度に戻ってしまうので、設置場所を移動した場合は再度温度設定が必要ですね。
温かくなる時間ですが、設定温度を50度にして1分くらい経ったんですが、すでに表面はじんわり温かいですね。温まるのに時間が掛かるとすぐ使いたいときに困るので、その辺りは大丈夫そうです。
検証
さて次は、BRIMさんとHyindoorのヒートマットで、それぞれ設定温度を40度にした場合、どちらが先に40度になるか実験してみたいと思います。
それぞれのセンサーの現在の温度はこちらになっております。センサーの場所がそれぞれ異なるので数値は異なっていますが、あくまで参考程度にご確認ください。
それではいきましょう。よーい、スタート。
さて結果ですが、ブリムさんの方が圧倒的に早くて、約4分で40度に達しました。Hyindoorの方は4分経っても全く温度が上がらずで、10分くらい経ってようやく1度上がるといった状況でした。これだと温度を上げる力よりも、外気で冷やされる力の方が強そうなので、保温するにはかなり心細い感じですね。
しかも、Hyindoorの方はマットが平らじゃなくてデコボコしているので安定して植物を置きにくいのと、鉢との接地面積も小さくなるので、保温効果は弱くなると思います。
それとマット表面を触ってみると、マットの中の電熱線の部分だけが温かくなっているので、マットの温かさにムラがありました。
BRIMさんの方は、温めるスピードも早くて、マット全体が均等に温かくなっていて、しかもマット表面もデコボコしていないので、しっかり設置して保温してくれますね。
所感
このBRIMさんのヒーターマットは、サーモスタット付きで設定したい温度にすぐに設定可能なので、植物の保温にすごくおすすめの製品になっております。
僕は今までサーモスタット付きじゃない製品も使ってきましたが、温度調整が曖昧なので正直不安でした。なのでもしヒーターマットを購入する場合は、このBRIMさんの製品のように温度調整ができる製品を絶対選んだ方がよいと思います。
それに一般的なヒーターマットは箱から取り出したときに、丸まって中々平らにならない製品がほとんどですが、このヒーターマットはすぐに平らになって使えるのと、マットの柄がおしゃれなので、インテリアの邪魔をしないのもおすすめです。
あとは育成環境によってサイズが長方形タイプと正方形タイプが選べるのも嬉しいですよね。
ちなみにこのヒーターマットは2枚セットも販売されていて、1枚で購入するより2枚セットの方が1枚あたりのお値段もお得になっております。なので正方形タイプを横に2枚並べて利用したり、長方形タイプを並べて利用する場合は2枚セットがおすすめです。
今まで色んなヒーターマットを利用してきた僕ですが、もし一番おすすめのヒーターマットがどれがいいか聞かれたら、間違いなくこのヒーターマットが最有力なので、もし寒い季節の植物の保温をお考えの方は、是非今回のレビューを参考にしてみてください。このヒーターマット、まじでおすすめの製品です。