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【迷ったらこれ】初心者におすすめ!植物育成ライトBRIM「FLORA(フローラ)」レビュー!調光あり!タイマーあり!点灯するライトの数も調整可能!クリップで簡単に挟んでアームも自由自在!観葉植物|アガベ|ビカクシダ|塊根植物|エアプランツ|多肉植物|播種|実生|アクアリウム|水耕栽培

BRIM FLORA

どうも、りあるです。
今回はブリムさんから発売された、フレキシブルアームタイプの植物育成ライト「FLORA(フローラ)」を購入してみたのでレビューしてみたいと思います。

BRIMさんといえば、過去にスポット型の育成ライト「COSMO」をレビューしましたよね。

realplants.hatenablog.jp

パネル型の育成ライト「PANEL A」もレビューしました。

realplants.hatenablog.jp

今回はそのスポット型とパネル型に加えて、ライトとクリップスタンドが一体になっている製品がラインナップに加わったということで、一体どういった製品なのか詳しく見ていきたいと思います。

こういったライトは、中華製のなんちゃって育成ライトがたくさん販売されていて、
すぐ壊れたり、全然明るくなかったり、あとはサポート対応もしてくれないケースが多いんですよね。でも今回ご紹介する育成ライトは、日本のメーカーが販売、そしてサポートしている製品で、Amazonでもベストセラー1位になっていて、もう先に言っちゃうと、個人的にかなり期待値を超えてきた製品なので、是非今回のレビューを参考にしてみてください。

それでは早速いってみましょう!

製品名、製品概要

まずはあらためて製品名ですが「FLORA(フローラ)」といいます。

このライトなんですが、ライトが2本付いているタイプと3本付いているタイプがあります。(2ヘッドクリップスタンド、3ヘッドクリップスタンド)

今回どちらを購入しようか迷ったんですが、僕はキングギドラのように首が3つあるタイプを購入してみました。後ほどご紹介しますが、ライトは3本のうち1本だけを点灯させたり、2本だけ点灯させたり、といった感じで調整できるので、もしどちらを購入しようか迷ったら、3本のものを買っておくと、あとで臨機応変に対応できると思います。

本体カラーも黒と白が選べるので、インテリアや好みに併せて選んでみてください。

コントローラー部分も本体カラーに併せて黒と白に統一されております。

さらに光の色も白系とオレンジ系が選べるので、こちらもお部屋の雰囲気に併せて選んでみてください。

外観、デザイン、見た目の第一印象

実際に購入したライトを観ていくと、まずはライトが光る部分はこんな感じで横長になっていますね。LEDは1つのライトに150個ついております。

ちなみにライトは3本あるので、全部で450個ついているんですよね!他社にも似たような形のライトが販売されていますが、こんなにLEDが付いているライトは観たことがないですね。

この部分が色んな方向にグネグネ曲げられるスタンド部分になります。触った感じの質感も良いですね。

こちらにはクリップ部分がありますね。クリップタイプなので、気軽に色んなところに挟んで使えますよね。

会社名と製品名も印字されております。PSEマークもあるので安心ですね。

クリップの内側もスポンジになっているので、滑り止めにもなっていて、さらに挟んだ部分が傷つかないようになっております。

ちなみにクリップは3cmくらい開きます。頑張ればもう少し開きますが3cm以内の幅に取り付けるのが最適だと思います。挟む力もかなり強いので、落下しにくくて良いですね。

クリップ部分には電源コードがついております。

そしてこちらがライトを点けたり消したりするスイッチになります。あとで実際に使ってみたいと思います。

アダプタ部分とクリップ部分のケーブルは分かれているので、利用するときはくっつけて利用します。

アダプタ部分にもPSEマークがありますね。

本体サイズ

サイズは、クリップ部分からライトの先端までの長さが66cmです。クリップ部分からライトの付け根部分までは37.5cm、ライト部分の長さは28.5cmになっております。こういうタイプの育成ライトはアームの長さが短かったり、ライト部分も小さかったりするものが多いんですが、このフローラは植物育成をしっかり意識して作られている感じがしますね。

ケーブルの長さは、クリップ部分から電源アダプタまで2m40cmあります。かなり長いので、ライトを少し高い位置に取り付けたり、コンセントから離れている場合でも届く親切設計になっております。

コントローラー部分の説明

次にスイッチ部分の説明です。一番下の赤色のボタンがライトの電源をオンオフするボタンになります。

その上の時計のボタンはタイマー設定するボタンになります。タイマーは3時間、9時間、12時間の3パターンの設定が可能です。ボタンを押す度に、3時間→9時間→12時間→タイマーオフ→そしてまた3時間、といった感じ循環します。

3箇所青色のLEDで光っているので、この部分でいま何時間タイマーになっているか分かるようになっております。ちなみにこのタイマーは、タイマーを設定してから何時間後にライトを消すかを設定するボタンで、例えば朝8時にタイマーで9時間に設定すると、9時間後の夕方17時にライトが自動的に消えます。次の日からは自動的に朝8時にライトがついて、夕方17時にライトが消える、といった動作で使い続けることが可能です。毎日ライトを点けたり消したりするのはやっぱり面倒ですし、あとは仕事や旅行などの外出中でも自動でライトが点灯してくれるので助かりますよね。

この矢印のボタンは、点灯するライトの数を調整するボタンになります。

電源を入れたあとに、このボタンを押す度に、点灯しているライトの数が1つずつ減っていきます。点灯しているライトが1つだけの状態でボタンを押すと、再び全部点灯といった感じで循環します。

この機能のお陰で、使いたいライトだけ点灯できるので、植物が多い場合や強い光を集中的に当てたい場合は全部点灯したり、植物が少ない場合や斑入りの植物に優しく光を当てたいときは、点灯するライトを減らしたり、といった感じで育成環境によって柔軟に対応できるので便利です。あと電気代が気になる方もこれで節約できますね。

そして一番上のプラスマイナスボタンは、調光機能になります。ボタンを押すと点灯しているライトの明るさの調整が可能です。明るさは6段階調整できて、ボタンを押していって一番暗くなったあとはまたどんどん明るくなるといった感じで循環します。こちらも植物によって明るさを調整できて、電気代も節約できるので便利ですよね。また調光は点灯しているライトすべてに反映されるので、3本のうち2本だけ点灯していれば、その2本は同じ明るさになります。

補足ですが、赤い電源ボタンより上の3つのボタンで設定した調整は、電源ボタンでオフにした後、再度電源をオンにした場合は、調光設定した明るさだけが電源オフ直前の状態で点灯します。なので、点灯するライトの本数は全部点灯、そしてタイマー設定もオフに戻ります。またコンセントからプラグを抜いた場合は、次に電源をオンにしても、調光設定も一番明るい設定に戻って、すべてリセットされます。

実際に点灯

さて次は実際に点灯してどんな感じになるか観てみたいと思います。

電源アダプタをコンセントに挿して、通電するとアダプタのこの部分が緑に光りますね。

電源ボタンを押すと、かなり明るい感じですね。ライトが3つそれぞれ独立しているので、これなら色んな方向に自由自在に明るくできますよね。

照射範囲

次に照射範囲を見ていきたいと思います。基本的にこのライトは色んな方向に向けられるんですが、参考までに3つ等間隔で同じ方向に照らした状態をご覧ください。

ライト3つすべて点灯した状態がこちらです。

次にライト2つだけ点灯。

そしてライト1つだけ点灯した状態がこちらです。

3つ並べてみると、当然ですが3つ利用した場合が一番照射範囲が広いですね。

演色評価数

また太陽の光が植物に当たったときの自然な色味をどのくらい再現しているかを示す演色評価数という数値があるんですが、その値も太陽が100に対して94.6になっているので、植物を綺麗に観賞できると思います。

明るさ計測

次に明るさを計測してみたいと思います。

3つのライトをくっつけて高さ30cmから計測してみると、照度は8080ルクスでした。一般的に室内の照明をつけたときは、大体手元くらいで500ルクス前後なので、その16倍は明るい感じですね。

2つライトをつけると5960ルクス、1つだけつけると3318ルクスでした。

ちなみに、メーカー公表値が一部しか表記されていなかったので、メーカーに確認したところ、こちらがメーカー計測値になっているので、細かく数値を知りたい方はチェックしてみてください。僕の方で計測した結果と比較してみると、ほぼメーカー計測値と同じになっていますね。

耐陰性のある熱帯植物や斑入りの植物であれば50cm程度離して利用して、アガベや塊根植物のような多肉系は10cmくらい近づけて利用するのが良いと思います。

消費電力

あと消費電力と電気代についてはご覧のようになっております。ライト3本を一番明るくして利用した場合だと、仮に1日8時間利用すると1日約7円で、それを30日利用した場合は、約190円になります。1ヶ月でジュース一本分程度の電気代と考えるとかなり経済的ですよね。

保証期間

保証期間は1年となっておりますが、LINEからアンケートに答えるとさらに1年延長保証となっております

設置方法

次に設置方法についてですが、基本的にはこのクリップで机や棚に挟んで利用します。クリップの力は指を挟むと痛いくらいなので、結構しっかり挟んでくれると思います。

アーム部分も自由自在に色んな方向に動くので、たくさんの植物を照らすことができますよね。

ライト部分も左右に回転できたりします。

注意点としては、ポールなどの縦方向のものに挟んで使うと、ライトの重さで落下する危険が高まるので避けた方が良いと思います。

もうひとつの設置方法としては、別売りの専用スタンドをクリップに挟んでそのまま平な場所に置いて利用する方法ですね。

スタンドは見た目はゴムっぽいんですが、プラスチック製でこんな感じで開閉するので、設置環境に合わせて調整することが可能です。
専用スタンドの購入先は以下のリンク先からチェックしてみてください。ちなみに、色はブラックのみになります。

brimtokyo.stores.jp

注意点としては、ライトをこうやって立てて利用する場合は特に問題なり利用できます。

ただし、首を倒して利用するとバランスが取れずに転倒してしまう可能性が高くなります。

もしクリップを使わずに利用する場合は、見た目はあれですが、厚紙かダンボールに挟んで設置すると安定するので参考にしてみてください。

その他補足

その他補足としては、ライトの波長はご覧のようになっております。波長が気になる方はチェックしてみてください。

あとこういった育成ライトは長時間利用すると本体や電源アダプタがかなり熱くなって火事とか心配になるんですが、実際に3本を明るさマックスで1時間程度点灯してみたところ、ライト本体や電源アダプタ部分はホッカイロ程度の暖かさで凄く熱いといった感じではなかったので安心ですね。

それと点灯中にジーといったノイズなども無いので、生活環境で利用しても耳障りになることはないので大丈夫です。

あとはこのフローラにはタイマー機能はついているんですが、スイッチボットなどでもっと細かくタイマー設定したくても、こコントローラー部分で電源ボタンを押さないとライトが点灯しないので諦めてください。

さいごに

冒頭でもお伝えしましたが、こういった形の育成ライトは日本で販売されているほとんどが輸入代行業者を通して日本の個人事業主などが販売しているんですよね。

なので、BRIMさんのように日本のメーカーが販売そしてサポート対応までしてくれると、故障したときや何か困ったときに、日本語でしっかりやりとりできると安心感が全然違いますよね。

それに、こういったスポット型の育成ライトだと取り付けるソケットやスタンドを別で購入しないといけなかったり、調光もできなかったり、あとはタイマー管理する場合はさらにスマートプラグも必要だったりとその分お金も掛かるんですが、このフローラは全部入りなので購入してすぐに利用できると考えると、初心者には特におすすめの育成ライトだと思います。

しかもこのライトは値段もかなりリーズナブルな上に、ライトが2つと3つが選べるので、予算や育成環境に併せて選択肢があるのも有り難いですよね。

値段が高すぎず、気軽に使える植物育成ライトをお探しの方はぜひ、このフローラをチェックしてみてください。


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