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【初心者にもオススメ】安心・安全・安価!コスパ良し!初心者にも!植物育成用LEDパネルライト「BRIM PANEL A(ブリムパネルエー)」をレビュー!値段の安い「GREENSINDOOR」とのスペック比較も!室内管理はこれで安心!観葉植物|アガベ|塊根植物|多肉植物|実生苗

BRIM PANEL A

どうも、りあるです。

いつもYoutubeをご覧いただいて、ありがとうございます!!

今回はBRIM(ブリム) 社の植物育成用LEDパネルライト「PANEL A(Model:PL-A)」のレビュー動画をアップさせていただきました。同じ安価のパネルライト「GREENSINDOOR(グリーンシンドア/グリーンズインドア)」とスペックや性能比較も実施しておりますので、これからの日照時間が短い寒い季節(とくに冬越し)や日当たりが悪い屋内での管理にオススメです!またメタルラック、スチールラックに2枚並べて設置するのにもおすすめです!

以下のリンク先から概要欄にジャンプできるので、是非チェックしてみてください。

こちらのリンク先になります

このページの下部に動画本編の内容をブログ形式でも記載しております。

※2023/12/30追加

今まで温白色と暖色しか選べませんでしたが、新たに白色が選べるようになりました。

 

【公式】BRIM(ブリム) PANEL A 植物育成ライト LED パネル 【国内ブランド】フルスペクトル IR/UV 搭載 PL-A (1, 45W 温白色)

【公式】BRIM(ブリム) PANEL A 植物育成ライト LED パネル 【国内ブランド】フルスペクトル IR/UV 搭載 PL-A (1, 45W 電球色)

GREENSINDOOR LED植物育成ライト 600W相当 UV/IR (暖白 1PCS)

 

はじめに

どうも、りあるです。

今回はBRIM(ブリム)さんから発売された植物育成用のLEDパネルライト「PANEL A」をご紹介したいと思います。BRIM(ブリム) さんといえば、以前にスポット型の育成ライト「COSMO」をレビューしました。

realplants.hatenablog.jp

そのブリムさんから今回なんとパネルライトも販売されたということで、一体どういった製品なのか、詳しく見ていきたいと思います。

分かりやすいように、他社製品のGREENSINDOOR(グリーンシンドア/グリーンズインドア)のパネルライトも一緒に比較してみたいと思います。

ちなみにGREENSINDOOR(グリーンシンドア)のパネルライトは、Amazonでベストセラー1位の人気のライトで、プロの方も含めてたくさんの方が使っているライトなんですよね。

ブリムさんのパネルライトは、価格も性能もそのGREENSINDOORに近いので、もしコスパの良いパネルライトをお探しの方や、GREENSINDOORのパネルライトを購入しようと思っていた方は是非今回の動画を参考にしてみてください。

製品名

まずはあらためて製品名ですが「PANEL A」といいます。

東京の港区に会社があるBRIM(ブリム)という国内の会社の製品になります。
パネルライト以外にも、スポット型の育成ライトとしてSOLとLUNA、あとはペガサス幻想(ファンタジー)のCOSMO、そして最近だとUVを搭載したDOMEといった製品ラインナップがあります。

 

【公式】BRIM(ブリム) SOL 24W 植物育成ライト LED E26口金 フルスペクトル (SOL 白色系 (5800K))

それとライトを取り付けるソケットなども販売されているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。

PANEL Aということは、PANEL Bも今後出てきそうな予感もします。

今回僕が購入した「PANEL A」は光が温白色(おんぱくしょく)のやや白系のモデル(画像左)なんですが、電球色のモデル(画像右)も同時に販売されています。

外観、デザイン、見た目の第一印象

本体の見た目ですが、パネルの上面部分はシルバーで、台所のシンクみたいな雰囲気ですね。触った感じもサラサラしています。

製品名や会社名の印字もありますね。PSEマークもあります。

あとこちらのホワイトのLEDドライバは外付けタイプになります。

ケーブルもホワイトで統一されているので、黒色のケーブルよりもインテリアに馴染むと思います。

本体の電源は、こちらのスイッチでオンオフ可能です。

こういった物理スイッチだと、スイッチボットなどのタイマーで管理できるので有り難いですね。

四隅(よすみ)には吊り下げるワイヤーを取り付ける穴が空いています。

ワイヤーはこちらのシルバーのワイヤーが付属しております。

もし高さを微調整できるようにしたい方は、別途ロープも付属しております。

余談ですがGREENSINDOORの方は最近、従来の取り付け穴のタイプからリング型に変わったようで、本体に傷がつかないようにこの穴にフックを引っ掛けるは結構大変なので、この辺りはPANEL Aの方も参考にしてほしいと思いました。

ひっくり返して、LED側も見てみたいと思います。

中央にはブランドロゴが印字されていて、LEDもたくさん並んでいますね。後で点灯してどんな感じか見てみたいと思います。

この緑の部分はケーブルカバーになっています。

反対側からこんな感じでケーブルが出ていますね。

スペック

次にスペックを見ていきたいと思います。
比較しやすいように、グリーンシンドアと並べて、ポイントを絞って順番に見ていきたいと思います。表の左がグリーンシンドアで右がPANEL Aの温白色(おんぱくしょく)モデルになります。

本体カラー

まずは本体カラーですが、先程ご覧いただいたように、PANEL Aの上面はシルバーで
LEDドライバ部分やケーブル類はホワイトに統一されています。

サイズ

本体サイズはPANEL Aもグリーンシンドアも同じサイズですね。

ちなみにLEDドライバー部分は縦3.8cm、横9.5cm

高さ2.5cmになっております。

もしメタルラックに設置する場合は、このパネルを2つ並べてオシャレに設置できるメタルラックを是非チェックしてみてください。

ケーブルの長さ

電源ケーブルは2mのロングケーブルになっているので、棚の上段に置いても床まで届く長さになっております。

消費電力

消費電力は45ワットになっております。参考までに、電気代は1時間あたり約1.4円で、仮に1日8時間の点灯で1日約11円、それを1ヶ月30日利用した場合は、約335円になります。グリーンシンドアの方は65ワットなので少しでも電気代を抑えたい方はPANEL Aはオススメですね。

もし電気代が気になる方は、僕の過去の動画でもご紹介している、こちらの2種類のプログラムタイマーがあるので概要欄をチェックしてみてください。

スペクトル/波長

波長は太陽光の波長を意識したフルスペクトルとなっております。参考までにこちらが波長のグラフになります。

同じくパネルAの電球色の方もご覧ください。

LEDの数/IR(赤外線)とUV(紫外線)

LEDは全部で252個付いています。グリーンシンドアは225個なので、PANEL Aの方が多いですね。

参考までにこちらが搭載されているLEDの内訳になります。この表からも分かるように、PANEL Aには赤外線(IR)と紫外線(UV)のLEDが搭載されています。

本体の照射部分にも、UVとIRと文字が記載されていて、どこに赤外線と紫外線があるか分かるようになっています。参考までに赤外線の植物への効果としては、害虫や病気に対する耐性が向上すると言われていて、紫外線は、植物の形態や発育の変化を引き起こす効果があると言われています。

PSEマーク

あとはPSEマークもあるので安心ですね。

防水レベル

防水レベルは非公表なので、この辺りはスペックに書いてほしいと思いました。
グリーンシンドアの方はIP64になっていますね。

重量(重さ)

重量は、ワイヤーなどを除いたパネル本体とLEDドライバやコード部分を含めて441gになります。熱を冷やすファンがついていないので、かなり軽量化されていますね。
グリーンシンドアもかなり軽いんですが、それよりも軽いです。

またこのPANEL AはLEDドライバが外付けになっているお陰で、耐荷重が心配な場所に設置したときに、LEDドライバの重さを他の場所に逃がすことができるので、その辺りをメリットと思う方にはオススメだと思います。パネルライトで有名なヘリオスグリーンLEDプロも外付けになっているので、そちらも良ければ参考にしてみてください。

LEDチップ

PANEL Aに搭載されているLEDチップは非公表となっていて、GREENSINDOORの方は園芸に特化したSamsung製の高性能なLED「LM281B」を採用しております。SamsungのLEDチップを重要視している方はGREENSINDOORをチェックしてみてください。

調光機能

あと調光機能はついていないので、こちらの物理スイッチのオンオフのみの制御となります。もし調光機能付きでコスパが良いパネルライトをお探しの方は、前回ご紹介した「怪獣フレア301」が僕も使っていてすごくおすすめなのでチェックしてみてください。

realplants.hatenablog.jp

照度/PPFD(光合成光子束密度)

照度とPPFD値については、公表値としては高さ20cmからの計測で34,500Lux(ルクス)、532μmol/m²/s(マイクロモル毎平方メートル毎秒)なっております。あとで実測して、GREENSINDOORとどのくらい差があるのか比較してみたいと思います。

ちなみPPFDについてはメーカーからPPFDマップが公開されています。高さ10cm、20、30cmから照射したときのPPFDマップになります。PPFDが気になっている方はチェックしてみてください。

電球色のPPFDも載せておきますね。

色温度

色温度は、パネル全体として4000K(ケルビン)レベルとなっております。温白色(おんぱくしょく)となっているため、6000ケルビンのような昼白色(ちゅうはくしょく)よりもややオレンジ系になっているようです。こちらも後ほど、実際に点灯してどんな感じか、見てみたいと思います。

演色評価数Ra

演色評価数Raは90となっております。演色評価数は太陽で照らした物体の見え方を100としたときにどのくらいの演色性になるか示したものなんですが、鑑賞目的であれば90以上は欲しいので、この辺りはクリアしているんじゃないかと思います。

定格寿命

定格寿命は3万時間となっています。仮に一日8時間使った場合は10年は使える計算になります。

保証期間

あと保証期間は1年あるので、安心ですね。期間限定かもしれませんが、アンケート回答でさらに1年延長保証となっているのでチェックしてみてください。

その他

その他に補足として、LEDパネル同士をケーブルで連結して増設するようなデイジーチェーンには非対応なので、もしパネルを複数欲しい場合は、その分だけ本体を購入して電源コードをコンセントに挿して利用する必要があります。タイマー管理する場合はスイッチボットなどのタイマーに電源タップを接続すると一元管理できて便利です。

実際に点灯した照射範囲と色温度

さて次は、実際に点灯してどんな感じになるか見ていきたいと思います。実際にパネルをぶら下げてみるとこんな感じですね。まずはPANEL Aを高さ40cmから点灯したときの照射範囲はこんな感じになります。かなり広範囲が明るくなっていて、これならたくさんの植物に光を照射できそうですよね。

次にGREENSINDOORのパネルライトを同じ高さから照射するとこんな見え方になります。

並べて比較してみると、照射範囲はほぼ同じ感じに見えますね。

ただ、実際は本体の縦横(たてよこ)のサイズは一緒なんですが。LEDの数はPANEL Aの方が多くて、さらにPANEL Aの方が外周に近い場所にLEDが埋め込まれているので、厳密にはPANEL Aの方が照射範囲は広いと思います。

次にPANEL AとGREENSINDOORの色温度ですが、実際に計測してみると、GREENSINDOORの方は約3600ケルビン、PANEL Aの方は約4112ケルビンだったので、GREENSINDOORの方がオレンジが強い色味になっています。(GREENSINDOORのスペックとしては4200Kとなっていますが、実際は3600K)

個人的には白系の方が鑑賞にマッチすると思っているのでPANEL Aの方が好きですが、実生苗(みしょうなえ)の管理など光の色にそこまでこだわっていない方や、暖色系が好きという方は好みで選んでみてください。

参考までに、PANEL AとGREENSINDOOR、それぞれで照らした植物を並べて比較したものがこちらです。

PPFD/照度の実測

さて次はPPFDと照度を計測してみたいと思います。ひとマス10cmx10cmの正方形になっていて、全体で70cmx70cmの正方形の範囲を対象にして、ひとマスの中心部分の照度とPPFDを計測した結果になります。

やはりスポット型のライトと違って、パネル型はかなり広範囲に照射できますね!耐陰性のある植物でも、PPFDは最低10以上必要なので、この辺りはカバーできていると思います。メーカー公表値と比較してもPPFDの差は若干ありますが、この辺りは許容範囲ですかね。

GREENSINDOORのPPFDと比較してみると、GREENSINDOORの方が1.5倍明るい感じですね。ちなみに、PANEL Aは45ワット、GREENSINDOORは65ワットで消費電力がそもそも異なるので、ワット数が高いGREENSINDOORの方がより強い光を出すことが可能です。ワット数の大きさは光を出すパワーの大きさに比例するので、このPPFDの数値の差は仕方がないと思います。

パワーの違うPANEL AとGREENSINDOORの照度やPPFDを単純に比較すると不公平になるので、それぞれの平均のPPFD値を計算して、1ワットあたり、どのくらいのPPFDになるのかで比較してみます。

こちらがその結果になります。こうやって見てみると、GREENSINDOORの方が僅かにPPFDが高いんですが、ほとんど誤差なんじゃないかと思います。

一応、コスパも見える化してみると、1円あたりで買える明るさは、こちらもGREENSINDOORの方が僅かに高い感じですね。もちろん価格は日々変動するので、僕の方で計算した平均のPPFD値をそのときの価格で割って、どちらが数値が高いかで判断してみても良いと思います。

熱問題

次に、本体がどのくらい熱くなるか、実際に1時間くらい点灯してみたんですが、
LEDドライバー部分とパネル上面を触ってみると、結構熱くなっていました。

こういったパネルライトはLEDドライバ部分が一番熱くなるんですが、このPANEL AはLEDドライバが隔離型でプラスチックで覆われているのでものすごく熱いという感じではないので安全に設計されています。とはいえ、熱くはなるので、ペットやお子さんがいる場合は、必ず手が届かない高さで利用するようにしてください。

ちなみに熱くなるから悪いライトというわけではなく、逆にうるさくなる冷却ファンを付けずに、できるだけ軽量化やコスト削減をしている中で、熱を最大限に頑張って放熱している影響なので、その辺りは誤った理解をしないようにお願いいたします。

音問題

それと、点灯中の音についてですが、特にノイズなどはないので在宅のリモートワークや家族がいる場合でも安心して利用できると思います。

PANEL Aは買いなのか?GREENSINDOORとどっちが良いのか?

ご紹介したレビュー結果を踏まえて、PANEL AとGREENSINDOORのライト、どちらを購入した方が良いか?といったところなんですが、スペックよりもとにかく価格優先!という方や設置環境の都合でLEDドライバー一体型よりも外付けが良い!という方、そして国内ブランドでサポート対応や保証期間2年が魅力と思う方はPANEL Aが選択肢になるかと思います。とくに初心者の方は、このPANEL Aは電気代も価格も安いので全然ありだと思います。

PANEL AはGREENSINDOORよりもパワーは劣るものの、植物に近づけて利用すれば照度やPPFDは高くなるので、ものすごく強い光を必要としない実生苗の育成であれば、十分活用できるライトだと思います。

逆に本体価格が少し高くて電気代も掛かるけど、少しでも明るいライトが欲しいという玄人の方はGREENSINDOORを選択、といった感じになってくるかなと思います。

ちなみに余談ですが、もしGREENSINDOORを購入する場合の注意点ですが、必ず販売元が「GREENSINDOOR JP」となっているところから購入をオススメします。
最近、偽物や粗悪品の販売が増えていたり、購入しても届かないとか、SamsungLEDと謳っていて実際は違っていたりとか、怪しい製品が色々出回ってきているのでお気をつけください。

かなりクレームも多くなっていて、販売ページにも注意喚起されるようになっております。

今回ご紹介したブリムさんのPANEL AやGREENSINDOORのライトは、高額でスペックの高いパネルライトを1枚購入する値段で、4枚購入してもお釣りがくるので、室内でたくさんの植物を育てるときにもすごくオススメです。製品ページにも複数枚購入できるメニューもあって、しかも複数購入すると1枚あたりの単価もさらに安くなるので、かなりお得になっております。皆さんの環境やご予算に併せて、検討してみてくださいね!

 

【公式】BRIM(ブリム) PANEL A 植物育成ライト LED パネル 【国内ブランド】フルスペクトル IR/UV 搭載 PL-A (1, 45W 温白色)

【公式】BRIM(ブリム) PANEL A 植物育成ライト LED パネル 【国内ブランド】フルスペクトル IR/UV 搭載 PL-A (1, 45W 電球色)

GREENSINDOOR LED植物育成ライト 600W相当 UV/IR (暖白 1PCS)