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【初心者にもおすすめ】大本命!?植物育成用LEDパネルライト!BARREL(バレル)社の"ROKI(ロキ)‐350"を徹底レビュー!!アガベ|ビカクシダ|エアプランツ|塊根植物|多肉植物|実生苗|アクアリウム|BA-100W-FL

BARREL ROKI-350

どうも、りあるです。

ついに発売されましたね!今回は、あのアマテラスで有名なバレルさんから、満を持して登場した植物育成用のLEDパネルライト「ROKI(ロキ)‐350」を購入してみたのでレビューしたいと思います。気になっていた方も多いと思うので、今回のレビューを是非参考にしてみてください。

製品名

まずはあらためて製品名ですが「ROKI(ロキ)‐350」といいます。株式会社バレルという国内の会社の製品になります。

バレルさんといえば、アマテラスやツクヨミを作っているので有名ですよね。先日レビューした育成ライト「HADES(ハデス)」もかなり凄いライトでした。

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外観、デザイン、見た目の第一印象

次に見た目ですが、ぱっと見はレノボのようなオシャレなノートPCに見えますよね。

上面部分はマットブラックで高級感もあります。

触った感じも少しザラザラしてますね。

中央には少し見にくいですが、バレルさんのロゴが印字されていますね。インテリアの中で主張しすぎないように、あえて目立たないロゴにしているのは、バレルさんの「モノづくり」のこだわりを感じますね。

他には吊り下げるときにワイヤーフックを取り付ける金具が4箇所ついていますね。

他社のライトだと、本体に直接フックを取り付けるようになっているので傷がついたり、取り付けしずらかったりします。

でもこれなら安心ですね。

あとは2箇所で吊り下げる用にネジ穴が用意されております。

吊り下げるワイヤーなどはすべて付属しているので、購入したらすぐに設置できるのも嬉しいポイントですよね。

次に本体側面を見ていきます。他社製のライトだと厚みがほとんど無いんですが、このROKI-350は特殊なレンズがついている都合で厚みがありますね。

その側面を利用して、こちらにはアンティーク調のシルバーのロゴプレートがありますね。

あと、こちらにも金具を止められるようなネジ穴がありますね。

これはパネルを縦にこうやってぶら下げるためのものじゃなくて、別途専用スタンドを開発されているようで、そのスタンドで利用するときにこの側面ネジを使って固定するために用意されているようです。スタンドが発売されたらまたレビューしてみたいと思います!

こちらには本体の電源アダプターの差込口もありますね。この辺り、もう完全にノートPCですよね。

次にひっくり返して照射面を見ていきます。

ベゼル部分は結構厚みがありますね。その分、照射する部分が少し狭い感じはしますね。中央の照射する部分は、肉厚のレンズが40個並んでおります。水まんじゅうみたいで美味しそうですよね。

触った感じはスベスベでかなり硬いですね。

次は電源アダプタ部分を見ていきます。こちらが電源アダプター本体になります。型番や防水性能が印字されていますね。

アダプター側面には電圧調整用の穴が空いていますが、基本的に僕たちが触る場所ではないので気にしなくて大丈夫です。

アダプター本体からは3本のコードが出ていますね。1つはコンセントに挿す電源プラグのコード。

もう一つは先程のパネル本体の側面にあった差込口に挿すプラグのコードになります。

3つ目は調光できるつまみが接続されております。

スペック

次にスペックを見ていきたいと思います。分かりやすいように、他社の同じ100ワットの「Helios Green LED PRO HGP-101(ヘリオスグリーンLEDプロ)」と比較しながら、ポイントを絞って順番に見ていきたいと思います。表の左がヘリオスで右がROKI-350になります。

本体カラー

まずは本体カラーですが、マットブラックになります。

サイズ

本体サイズは、35cmx25cmの長方形で、ベゼルの幅は3.5cmになります。厚みは1.8cmになります。ヘリオスプロと比較すると、面積ではROKI-350の方が大きいですね。

ちなみにLEDドライバー部分は縦6cm、横16cm。

高さ3.5cmになっております。先程ご覧いただいたように電源アダプターは本体一体型ではなく、外付けタイプになります。本体にアダプタを取り付けるとパネルがかなり重くなるので、アダプターが外付けだと重さを別の場所に逃がすことが可能となっております。あと、アダプター一体型だと設置したあとに調光しずらいこともあるので、置き場所に困らなければアダプターが外付けは助かりますよね。

ケーブルの長さ

電源ケーブルは2mのロングケーブルになっております。

電源アダプターからパネル本体に差し込むケーブルはもっと長い3mもあるので、棚の上段に置いても床まで余裕で届く親切設計になっています。

逆に長すぎて困る場合はケーブル止めも付属しているので、束ねておくことも可能です。

消費電力

消費電力はROKI-350もヘリオスプロも最大で100ワットになります。どちらも調光機能があるので、明るさによって消費電力は少し低くなりますかね。参考までに100ワットの場合、電気代は1時間あたり約3円で、仮に1日8時間の点灯で約25円、それを30日継続した場合は、約744円になります。

もし電気代が気になる方は、過去にご紹介した、こちらの2種類のプログラムタイマーがあるのでチェックしてみてください。このROKI-350は物理スイッチになっているので、タイマーで管理した場合に、毎回手動でスイッチをオンオフしなくても良いのも嬉しいです。

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スペクトル

波長は太陽光の波長を再現したフルスペクトルとなっております。参考までにこちらが波長のグラフになります。

LEDの数・IRとUV

LEDは160個付いています。赤外線(IR)と紫外線(UV)のLEDは付いておりません。

レンズ

レンズは最初から標準装備となっております。

ヘリオスプロの方は標準モデルを持っている場合は別途Boosterパネルを購入して取り付け可能です。

LEDドライバ基盤

LEDドライバの基盤は非絶縁となっております。

PSEマーク

あと本体にPSEマークの印字はありませんが、PSEマーク認証済みなので安心です。

防水レベル

防水レベルはパネル側はIP42なので防水性能は低いです。葉水や上段にある植物から水が少し流れるくらいは問題ないですが、たくさん水がかかる場所では使用できないのでご注意ください。また屋外では利用しないようにしてください。電源アダプタの方はIP65なので、防水性能は高いですね。

重量

重量は、パネル本体が1.2kgで、電源アダプタは0.93kgになります。パネル本体は熱を冷やすファンがついていないので、かなり軽量化されていますが、レンズを取り付けたことで少し重たくなっている感じですね。

調光機能

あと先程ご覧いただいたように、ROKI-350には無段階の調光機能があります。あとで実際に点灯して確認してみたいと思います。

明るさ(照度/PPFD)

照度とPPFDについては、高さ30cmからの照射で照度は29000ルクス、PPFDは600マイクロモルなので、かなり明るいですね。こちらもあとで実測してみたいと思います。

色温度

色温度は、5500K(ケルビン)レベルとなっております。オレンジっぽい暖色系ではなく、昼白色で白っぽい感じですね。

演色評価数

演色評価数は96なのでかなり高いですね。これなら照らした植物も綺麗に見えると思います。

定格寿命

定格寿命は3万時間となっています。仮に一日8時間使った場合は、10年も使える計算になります。

保証期間

保証期間は3年あります。他社だと大体1年だったりするので、これはかなり安心ですね。

その他

その他に補足として、LEDパネル同士をケーブルで連結して増設するようなデイジーチェーンには非対応なので、もしパネルを複数欲しい場合は、その分だけ本体を購入する利用する必要があります。タイマー管理する場合はスイッチボットなどのタイマーに電源タップを接続すると一元管理できて便利です。

設置方法(取り付け方法)

次に設置方法についてです。このROKI-350の推奨している設置方法は2パターンあります。

一つは、パネル上面についている4箇所の金具に付属のワイヤーフックとカラビナを使ってぶら下げる方法ですね。

他社製品だとこういったワイヤーが付属していないので、見た目がカッコいいですよね。

もう一つは、パネル上面にある2箇所のネジを外して、その部分に付属の2点止めワイヤーをねじ込んでぶら下げる方法ですね。

ネジを外す六角レンチも付属しているので大丈夫です。

こちらの方法は高さ調整できるようになっていて、ワイヤーが長い場合はこの穴からワイヤーを出して短くすることが可能です。

また元に戻したい場合は、この部分を押すとまた伸ばせるようになっております。

飛び出したワイヤーが邪魔なので切って利用する場合もあるかもしれませんが、この2点留めのワイヤーは予備も含めて4つ付属しているので、助かりますね。

ちなみに、2箇所のネジの距離は31.7cmあるので、よければ設置するときの参考にしてみてください。

補足ですが、電源アダプター本体にはネジで固定できる金具が2箇所(上図の左右の端にある飛び出している部分)ついているので、壁などにネジで固定したり引っ掛けておくことも可能となっております。

あともしメタルラックに設置する場合は、オシャレに設置できるラックを概要欄に記載しているので是非チェックしてみてください。

サイズや高さも色々あるので、パネル1枚で利用する場合や、2枚並べて利用する場合にもオススメです。

実際に点灯

さて次は、実際に点灯してどんな感じになるか見ていきたいと思います。実際にパネルをぶら下げてみるとこんな感じですね。パネルに厚みがあるので、目線の高さだとLEDの眩しさを遮ってくれるので、家族からのクレームも減るかもしれませんね。

まずは高さ30cmから調光100%で点灯したときの見え方はこんな感じになります。かなり広範囲が明るくなっていて、これならたくさんの植物に光を照射できそうですよね。

植物の見た目もこんな感じで自然な色味で綺麗に見えますね。

参考までに、アマテラスを同じく高さ30cmから照射するとこんな感じになります。

比較してみると、ROKI-350はレンズがついているので、LEDの光が広範囲に強く照射しているのが分かりますね。

調光

次にROKI-350の調光機能を試してみたいと思います。高さ30cmから、まずは調光割合をMAXにした状態がこちらです。ここから少しずつ暗くしてみますね。

ここが75%。

ここが50%。

これが25%。

一番低くしたのがこちらです。

やはり調光機能があると育成環境に合わせて明るさを調整できて便利ですよね。葉焼けしないように明るさに慣らしていくこともできますね。

PPFD/照度

さて次はPPFDと照度を計測してみます。高さ30cmから照射した値をマップにしてみたのがこちらになります。やはりパネル型はかなり広範囲に照射できますね!メーカー公表値とPPFDの差はありますが、この辺りは許容範囲ですかね。

参考までに、調光割合毎の直下のPPFDはご覧のようになっているので参考にしてみてください。

熱問題

あと、本体がどのくらい熱くなるか、実際に1時間くらい点灯してみたんですが、電源アダプターとパネル上面を触ってみると、結構熱くなっていました。特に電源ドライバーの部分は触れないほど熱くなるので、ペットやお子さんがいる場合は、必ず手が届かない高さに設置するようにしてください。

また取扱説明書にも記載されていますが、本体が熱を持つので12時間以上は点灯しないようにしてください。先程ご紹介したスイッチボットのタイマーなどを使えば点灯時間を自動化できるので、安心ですね。

また電源をオフにした場合は、本体はしばらく熱いので触らないようにしてください。

音問題

あと、点灯中の音についてですが、特にノイズなどはないので、耳障りになることはないので安心です。

さいごに

こういったパネルライトを導入すれば、スポット型のライトが取り付けできないような棚の途中に設置できるので、かなり便利ですよね。とくに暑い夏や寒い季節に室内にたくさんの植物を取り込むと、光を当てる範囲も増えるので助かりますよね。それにバレルさんはアクアリウムでの利用も想定されているようなので、水槽で利用すると水草も綺麗に見えそうですね。

また、ROKI-350は調光機能がついているので、株の大きさや耐陰性など、植物の性質に合わせて光量を微調整できるのも嬉しいポイントですよね。それに室内でパネルライトを使って、家族から「ライトが眩しい!」と苦情が出たりする可能性もあるので、調光機能はそういう意味でも有り難いと思います。ROKI-350はヘリオスグリーンLEDプロより価格も安いので、気になった方は是非検討してみてください。

とくにインテリアにマッチするデザインに仕上がっているので、パネルパネルしていない、見た目に拘っている方にはすごくオススメです。


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