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【超おしゃれ】おすすめ!植物育成ライト「HADES(ハデス)LED」レビュー!BARREL(バレル)最強LED!ライティングレール(ダクトレール)に取り付けてインテリアに差を付けよう!観葉植物|ビカクシダ|アガベ|塊根植物|エアプランツ|アクアリウム

HADES PLANT LIGHT

どうも、りあるです。
いやあ、すごいライトが発売されたんですよね、、、。今回はBARREL(バレル)さんが本気を出してきた植物育成ライトの新製品「HADES(ハデス) LED」をご紹介したいと思います。BARREL(バレル)さんといえば、過去の動画でも色々な製品をご紹介したんですが、そのBARREL(バレル)さんから「今までにない最強スペックのLED」が販売されたということで、一体どういった製品なのか、詳しく見ていきたいと思います。

製品名

まずはあらためて製品名ですが「HADES(ハデス) LED」といいます。愛知県にある株式会社BARREL(バレル)という国内の会社の製品になります。今回ご紹介するライト以外にも、有名なアマテラス(AMATERAS)LEDやツクヨミ(TSUKUYOMI)LED、他にもライトを取り付けるスタンドやソケット、小型の扇風機(サーキュレーター)など、様々な製品ラインナップがあります。

realplants.hatenablog.jp

このHADES(ハデス)という名前の由来ですが、バレルさんの製品は神様の名前がついたライトが多いので、恐らくギリシャ神話の神様「ハデス」から命名したんじゃないかと思います。ハデスはポセイドンとゼウスのお兄ちゃんです。アガベにも同じ名前のものがあったりしますね。

外観、デザイン、見た目の第一印象

今回僕が購入したのは「HADES LED」の 45W、5000ケルビンのモデルになります。

実際に開封してみた第一印象ですが、想像よりも結構大きい感じですね。実際に持ってみるとかなりずっしりして重たいですね。

このハデスはですね、ボディ部分は石目調(いしめちょう)でインテリアにも合うオシャレな質感になっております。最近、バレルさんはアマテラスやツクヨミもこういったデザインを取り入れているんですが、カッコいいですね。この辺りは見た目のおしゃれ感にかなり拘っているので、さすがみんなに選ばれるバレルさんですね。

触った感じも凹凸があってザラザラした感じですね。

本体の上面にはロゴが印字されていますね。

製品名とPSEマークもあります。

照射部分のここはガラスになっているんですよね。なので割れないように注意してください。説明書にはレンズセットと書いてありますが、度は入っていない普通のガラスになります。そのガラスの奥にはシルバーのリフレクター(反射板)が見えますね。購入時は照射角度が12度のリフレクターがついていて、45度のリフレクターも付属しているので交換することができます。

ガラスとリフレクターを取り外してみると、奥にはLEDが見えますね。中はこんな感じですね。

12度と45度のリフレクターを並べてみるとこんな感じですね。反射面の模様が違うのが分かりますかね。

リフレクターの側面には12度と45度と書いてあるので分かりやすいですね。

本体横にはアームがついていますね。

本体の可動域としては、縦方向には上下に90度動かすことができて、左右方向には330度回転させることができます。ちなみに左右方向は360度回転させることはできないようになっております。

あとこのライトはライティング用のダクトレール(ライティングバー)専用のスポットライトなんですが、取り付けるプラグは本体と一体になっているので、ダクトレールさえあればすぐに取り付けて利用することが可能となっております。

またストッパーもついているので、動かないように固定できるようになっております。それにもし何かの拍子で落下したときの命綱になる安全フックもついているので安心ですね。補足ですが、この育成ライトと一緒にダクトレールも購入予定の方は、以下の人気のダクトレールがあるので是非チェックしてみてください。

スペック

次にスペックを見ていきたいと思います。表の左が暖色系のモデルで、右側が今回購入した昼白色のモデルになります。メーカーに直接確認した内容も含んでおります。ポイントを絞って順番に見ていきたいと思います。

本体カラー

まずは本体カラーですが、どちらのモデルもホワイトとブラックが選べるようになっております。

サイズ

サイズは横(照射部分の直径)が12.5cm。アームも含めると14.5cm。本体の高さは17.3cm。 プラグ部分まで含めると27.7cmになっております。

手のひらと比べると結構大きいのが分かりますかね。

重量

重量は1.7kgで少し重たいので、ダクトレールに複数ライトを取り付ける場合はダクトレールの耐荷重をしっかり確認してから利用してください。

消費電力

消費電力は45ワットになっております。参考までに、電気代は1時間あたり約1.4円で、仮に1日8時間の点灯で約11円、それを1ヶ月30日利用した場合は、約335円になります。

スペクトル・波長

波長は太陽光の波長を意識したフルスペクトルとなっております。参考までにこちらが波長のグラフになります。左が暖色モデルで、右側が昼白色モデルになります。ちょっと驚いたんですが、右の昼白色の方は全体の波長が高くなっている感じですよね。かなり太陽光の波長を意識して作られている感じがしました。

LED数

LEDの数は暖色モデルは72個で、昼白色モデルは84個になります。昼白色モデルの方が価格が千円くらい高いんですが、これはLEDの数が多いからかもしれませんね。

LEDドライバー

LEDドライバーは非絶縁ドライバとなっております。

IR(赤外線)とUV(紫外線)

赤外線と紫外線は非搭載となっております。

色温度

色温度は暖色モデルが3500ケルビンレベルで、昼白色のモデルが5000ケルビンレベルになります。参考までに暖色モデルとTSUKUYOMIの色温度を比較すると、TSUKUYOMIはだいたい4700ケルビン付近の色温度になるので、暖色モデルの方はTSUKUYOMIよりももっと暖色になります。

演色評価数Ra

演色評価数Raは暖色モデルが97で、昼白色モデルは98になります。このくらい高い数値であれば照らした植物も綺麗に見えますね。園芸店やインテリアショップで利用する場合や、個人でオシャレにこだわりたい方にもおすすめですね。

照射角度

あと照射角度ですが、リフレクターを12度と45度に変更できるので、照射する範囲に併せて選べるのも嬉しいですね。狭い範囲を超スポットで照射することもできますし、少し柔らかくした光を広範囲に照射することも可能です。あとで実際に点灯して、照射範囲を確認してみたいと思います。

明るさ(照度とPPFD)

照度とPPFDについては、レンズ面から60cmの距離の値になります。かなり明るいですね。昼白色モデルの方が明るいですが、暖色モデルでも十分明るいです。

調光

あとはiPhoneやAndoroidのスマホアプリで調光できるようになっております。暖色モデルも昼白色モデルもどちらもかなり明るいですが、調光機能で優しい光にも調整可能です。こちらも後で実際に確認したいと思います。

オンオフタイマー

さらにライトのオンオフの管理もアプリで設定可能なので、これも後で確認したいと思います。

定格寿命

定格寿命は40,000時間となっております。仮に1日8時間利用した場合は、約14年も使える計算になります。

保証期間

保証期間は3年で、一般的な保証は1年くらいなんですが3年もあるとやっぱり安心ですよね。

実際に点灯

さて次は、実際にライトをダクトレールに取り付けて点灯してみます。取り付けるとこんな感じですね。

まずは照射角度12度のリフレクターを使ってガラス面から壁まで60cmの距離で照射するとこんな感じになります。

次に照射角度45度のリフレクターで照射するとこんな感じになります。

比較してみると、光の円の範囲はほとんど変わらないですね。ただ、12度の方が中央に光が集中しているので、45度の方は中央の光を周囲に分散している感じですね。

調光機能

次に、アプリを使って調光機能を試してみます。アプリは「SmartLife」というアプリを使います。アプリとライトの接続方法やアプリの使い方は、ライト購入時に説明書が付属しているので安心です。(SmartLifeアプリは、iOS11、Android6以下のバージョンでは利用不可)

アプリの画面で、このスライダーで調光の調整が可能です。一番右側が一番明るくて、
一番左にスライドするとライトが消えるわけではなく、調光1%になって一番暗くなります。この明るさ設定は設置したライト毎に設定可能なので、例えば遠くにある植物には一番明るくして、直下にある複数の植物には少し暗めにする、といった設定が可能です。もし複数のライトを一括で調光したい場合はグループ化機能があるので一気に調光することも可能です。

あとは、夜、読書、仕事、などのシーンに合わせていくつかプリセットもあって、好みの明るさをシーンとして新規登録することも可能となっております。

ライトの点灯オフオフ制御

ライトのオンオフは、このボタンを押すと消灯になって、もう一度押すと点灯します。ちなみに外出先からはオンオフや調光制御はできないので、もし制御する場合は、スマホとライトがブルートゥースで繋がる範囲でのみ設定可能です。(今後アプリのアップデートにより対応される可能性あり)

PPFD/照度計測

次に照度とPPFDを計測してみた結果がこちらになります。LED基盤から40cmの距離で調光割合毎の計測結果になります。45度だと調光100%でもちょっと明るさが落ちるので、植物に近い距離で利用する場合は45度のリフレクターを使って広範囲に照射して、天井から腰の高さくらいに照射する場合は12度のリフレクターをスポット的に利用するのが良いと思います。

色味

あと植物の見え方ですが、高さ120cmから調光100%で植物に12度のリフレクターで照射してみると、こんな見え方になります。

次に45度だとこんな感じですね。演色評価数も高いので、これなら鑑賞する楽しみも増えますよね。

タイマー設定

次にライトの点灯を自動化するタイマー設定についてです。制御できるタイマー設定は大きく2種類あります。

1つは、何時間何分後に点灯または消灯する設定です。例えば、いま点灯している状態であれば何分後にオフにする、逆に消灯している状態で何分後に点灯、といった設定を1回分だけ設定可能です。

もう1つは、曜日ごとに何時何分に点灯、または消灯する設定です。このスケジュールは複数登録できるので、例えば月曜日から金曜日は朝8時に点灯するスケジュールを作成して、次に同じく月曜日から金曜日は夕方5時に消灯するスケジュールを作成、といった感じで個別に登録可能です。ちなみに点灯するときはどのくらいの明るさで点灯するかも選べるので、利用する場所によって点灯時の明るさを調光できるのも嬉しいです。あとカレンダーで特定の日付だけ狙ってオンオフの設定はできないのでご注意ください。一度設定すればライト本体にそのスケジュールを保存するので、スマホが近くになくても自動的にライトが点灯するようになります。

ただし、常時通電状態じゃないと本体に保存されている時刻設定やスケジュール設定は全部リセットされてしまうので、例えばコンセントタイプのレールの場合はコンセントを抜いたり、コンセントをスイッチボットで管理すると設定は消えてしまいます。あとは部屋のシーリングを取り付ける天井電源にレールを取り付けて利用する場合も、壁スイッチをオフにしてしまうと設定が消えてしまいます。なので常時通電状態で利用するようにしてください。

熱問題

次に、本体がどのくらい熱くなるか、実際に1時間くらい点灯してみたんですが、本体外側を触ってみると触れないほどではないですが、かなり熱くなっていました。本体は見た感じ完全に筒状になっているので放熱効率はちょっと悪いんじゃないかと思いました。

音問題

それと、点灯中の音についてですが、特にノイズなどはないので、自宅で利用する場合や、園芸店やインテリアショップで利用する場合も、耳障りになることはないと思います。

注意点

その他注意点としては、HADESはBluetoothを使った調光機能があるわけなんですが、ダクトレール側にも調光機能がある場合、ダクトレール側の調光機能でも調光可能なのか?といったところですが、メーカーに確認したところ「ダクトレール側の調光には対応しておりません」とのことでした。

あと、こういったライトを天井に設置する方も多いと思いますが、かなり強い光が照射されるので、お子さんやペットが直視しない角度で設置するようにお願いいたします。基本的な使い方としては天井のダクトレールから壁面に斜めに照射するケースが多いと思うので、それであれば安心ですかね。

あと、このライトはLEDドライバーが非絶縁になっていることもあって、非防水となっているので、水回りでは使用しないようにしてください。漏電、感電、火災の原因になるのでご注意ください。

植物育成ライトHADES(ハデス)は買いか?

HADESの価格なんですが、このスペックにしてはバレルさんの製品の中では比較的リーズナブルなんじゃないかと思います。カラーラインナップも白と黒の2色展開なので、お部屋のインテリアに拘っている方やお店の雰囲気に合わせて選べるのでかなりオススメだと思います。それに本体デザインもオシャレなので、ワンランク上のオシャレ感もぐっと演出してくれるんじゃないかと思います。ビカクシダとかこれで照らしたらめちゃくちゃカッコよさそうですよね!個人的にオシャレやインテリアに拘っている方、あとはビカクシダやアガベ、塊根植物を置いているおしゃれなお店であれば絶対買って損なしの植物育成ライトだと思います!

気になった方は是非チェックしてみてくださいね!


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