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【おすすめ】観葉植物専用の小型サーキュレーター(扇風機)が発売!バレル「小型送風機 Aechmea(エクメア)」をレビュー!アガベ、塊根植物、エアプランツ、そしてダクトレールのビカクシダにオススメ!パルダリウムにも!植物育成ライトやクリップソケットとセットでもおすすめ!

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(4/28更新:製品が改良され、4/28発売のものから前回電源オフ時の風量が、次回電源オン時に維持されるようになっておりますので、初期風量が強風な点がネックで購入を迷っていた方は気にしなくて大丈夫になりました)

こちらのリンク先になります

ちなみに動画の内容は以下でも記載しております。

はじめに

小型送風機 Aechmea(エクメア)

いやあ、出ましたね!今回は、株式会社BARREL(バレル)さんから新発売の、こちらの植物用の小型送風機をご紹介したいと思います。バレルさんからこういった送風機が発売されるとは、かなり意外ですよね!

しかもコンセントタイプでもUSBタイプでもなく、ソケットに挿して使うタイプなので、どんな製品かかなり気になりますよね。

見た目やスペックはもちろん気になるんですが、他にも、風量によって騒音はどのくらいなのか、スイッチボットなどのタイマーで電源を入れたときの風量はどうなるのか、
あとこういう製品はホコリが溜まりやすいので、掃除はしやすいのか、そして、恐らくこれは誰も知らない、バレルさんに直接色々質問して答えていただいた内容もご紹介しますので、是非最後までご覧ください。

製品名

まずは製品名ですが「小型送風機 Aechmea(エクメア)」といいます。"送風機"とあまり聞き慣れない名前になっていますが、一般的に、扇風機は人に直接当てて利用するもので、空気を循環させる目的で作られているのが、家庭用で使うサーキュレーターと、業務用で使う送風機で言い方が違うみたいですね。また同じ名前の植物があるので、製品名はそこから由来しているのかもしれませんね。

サイズ

サイズは、正面の直径が10.3cm。

ソケット部分も含んだ奥行きは11.7cmになっております。サイズ感的には手のひらと同じくらいで、かなり小さいですね。サーキュレーターや扇風機の場合、設置場所が必要だったりしますが、サイズもコンパクトなので場所も取らずに利用できます。最近流行っているモバイル扇風機と同じくらいの大きさです。

カラーラインナップ

カラーは僕が購入したのはマットブラック(AECHMEA-BK)ですが、マットホワイト(AECHMEA-WH)もあります。インテリアや好みに併せて選べるのは嬉しいですよね。とくにブラックは人気ですぐに品薄になりそうですね。

見た目/外観

デザインですが、正面にはバレルさんのロゴしっかり刻まれております!

羽の枚数は、全部で4枚で、羽はクリアタイプになっていますね。質感もマットブラックなので安っぽさは無いですね。触った感じもサラサラしています。

横にはボタンが1つとLEDが点灯する場所がありますね。裏から見るとこんな感じですね。ソケットはE26のタイプになります。

重量

重さは、146gでめちゃくちゃ軽いです。iPhone SEとほぼ同じ重さですね。

消費電力

消費電力は4Wになります。電気代は一ヶ月、24時間30日利用しても、約90円なので経済的ですね。

保証期間

保証期間は、購入してから1年あるので、初期不良や通常利用で故障した場合はバレルさんにお問い合わせしてみてください。

動作

それでは次に、実際に電源を入れて使ってみたいと思います。

バレルさんの商品ページでは、ダクトレールのソケットに取り付けるイメージになっていますが、僕はダクトレールで植物を管理していないんですよね。

なので、先日レビューしたバレルさんの植物育成用LEDに使うフロアーランプスタンド アコン(Akond)を利用して確認したいと思います。実際に取り付けるとこんな感じですね。スタンドと色の統一感もあって良いですね。

まずスタンド側の電源プラグをコンセントに挿して、スタンドの電源スイッチをオンにすると、すぐに回りますね。通電するだけですぐに動作するようになっています。

これは、スイッチボットなどのタイマーを使って管理することを考えると、有り難い設計になっていますね。

そして電源が入ると、本体にあるボタン横のLEDが点灯します。電源を入れた直後は、強風になっていて、LEDは4つ全部点灯しますね。この状態で本体のボタンを1回押すと、リズムモードになってLEDが全部点滅して、弱い風から強い風を自動的に行き来します。さらにボタンを押すと弱風モードでLEDが2つ点灯して、さらにボタンを押すと、中風モードになってLEDが3つ点灯、そしてさらにボタンを押すと、強風モードでLEDが4つ全部点灯になります。さらにもう一回ボタンを押すと、またリズムモードに戻るといった循環動作になります。

電源を切る場合は、スタンド側のスイッチをオフにする方法と、本体横のボタンを長押しすると電源がオフになりますね。ちなみに本体横のボタンは、長押しでオンオフができるになっています。もし長押しで電源を入れた場合は、初期値は必ずリズムモードになっております。

風量について

次に風量についてです。ちょっと伝わるかどうか微妙ですが、詳細についてはYoutube動画の方をご覧ください。

静音性について

次に静音性についてです。こういった製品は騒音はやっぱり音は気になりますよね。音についても、文字では伝えにくいため、詳細についてはYoutube動画の方をご覧ください。静かな部屋や、寝室で利用する場合は、弱は比較的気にならないレベルだと思います。音が気にならない部屋で利用する場合は、中、強、リズムモードが良いように思いました。

LEDの明るさについて

次にLEDの明るさですが、明るい部屋で電源を入れて利用するとこんな風に見えます。
LEDがすごく小さいのでほとんど目立たないですね。

真っ暗な部屋だと、こんな感じになります。真っ暗にしても、やはりLEDが小さいので、ほとんど気にならないレベルだと思います。家電製品のLEDは基本的に明るいものが多いので、それと比べると全く問題ないと思います。ちなみに、このLEDを光らないようにする機能はないですね。

取り付けるソケットについて

次にこの送風機を取り付けるソケットについてですが、E26のソケットで、傘が無いソケットであれば、基本的には問題なく利用できると思います。

ご覧いただいているように、最近発売されたバレルさんのライトスタンドで利用できるので、このスタンドに育成ライトと送風機を並べて利用するのも良いかなと思います。

あとはバレルさんのHPにあるようなダクトレールに取り付けて利用したり、同じくバレルさんが販売されているクリップソケットを使えば、色んな方向に風を向けられますね。

ちなみにバレルさんのクリップソケットもライトスタンドも、過去にレビューしているので良かったらチェックしてみてください。

realplants.hatenablog.jp

もちろん、過去におすすめしているこちらのアームスタンドでも利用できます!

アームライト LED スタンド E26 スイングアームライト クランプ式 LEDデスクライト 目に優しい アームランプ 高輝度 LED 電球 付属

 

こういったペンダントタイプの吊り下げて利用するソケットは非推奨のようです。もし取り付けて送風機を回すとどうなってしまうか、想像にお任せ致します!

メンテナンス性について

次にメンテナンス性についてです。こういった製品は、ホコリとの戦いになると思いますが、この辺りはバレルさんもしっかり考えられています。

本体前面のカバーを左に回すと外れるようになっています。

そしてさらに羽も外せるようになっています。

これであれば、羽の裏もしっかりメンテナンスできるので、個人的にはかなり満足です。

ちなみに羽を外したあとに取り付けるときに気づいたんですが、この羽根、磁石でくっついているんですよね!凄くないですか?見えますかね?この設計のお陰で羽が掃除しやすくなっているみたいなんですよね!これは嬉しいポイントですね!

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あと、羽の後ろのホコリのメンテナンスがしにくいときは、こちらの電動のモバイルエアダスターがオススメです!これを使えば簡単にホコリを吹き飛ばせるのと、あとはアガベなどの葉っぱの間にある土や水やり後の水も吹き飛ばせるので、めちゃくちゃ便利です。

以上が、この送風機の見た目とスペックの紹介になります。

使用してみた感想

さて次は、僕が実際に使ってみた感想をお伝えしたいと思います。今までこういったソケットに取り付ける植物用の送風機って見たことが無かったので、かなり斬新なアイテムだと思いました。この辺りはさすがバレルさん!という感じですね。

それに風の強さも4段階選べるので、植物と送風機の距離など環境によって調整できるのも、嬉しいポイントだと思いました。静音性については、弱以外はちょっと音が気になるレベルなので、基本的には弱にして植物の近くで利用するのがベストかなと思います。

あとデザイン性も良いので、ダクトレールに育成ライトを取り付けて管理している場合には、育成ライトと同じようにこの送風機を吊り下げられるので、見た目の統一感やインテリア性もよくなると思いました。

ブラックとホワイトも選べるので、アマテラスを使っている場合はブラック、ツクヨミの場合はホワイトで合わせられるのも良いですね。また、バレルさんから販売されているクリップソケットやライトスタンドのソケットでも使えるので、送風機だけにバレル製品のファン(FAN)の方にもおすすめだと思います。

それとサーキュレーターもそうですが、一般的な観葉植物の場合、近くで葉っぱに直接風を当ててしまうと蒸散が進んで植物が痛む可能性が高いので、もし風を送る場合は、植物から離れた場所で利用するか、アガベや塊根植物の場合は、弱い風にして利用方法になるかなといった印象ですね。

気になった点①

あと個人的に気になった点についても触れておきたいと思います。まず1つ目は、電源を切ったときの風の強さを記憶しないので、次回必ず初期値にリセットされる点ですね。リモコンも無いので、風量は必ず本体横のボタンで調整する必要がありますね。この辺りはコストとの兼ね合いになると思いますが今後の改良に期待ですね!

(4/28更新:製品が改良され、4/28発売のものから前回電源オフ時の風量が記憶され、次回電源オン時に風量が維持されるようになっておりますので、初期風量が強風な点がネックで購入を迷っていた方は気にしなくて大丈夫になりました)

気になった点②

2つ目は、送風機本体のボタンを押さなくても、電源を供給したら、すぐに送風機が動くようになっているので、これはすごく嬉しいポイントだったんですが、初期値が強風という仕様になっている点ですね。

なので、何が起こるかというと、この送風機をスイッチボットなどでタイマー管理しようとすると、弱風モードで使っていている状態でタイマーで夜電源を切る設定にすると、朝タイマーで電源が入ったときに強風モードになる、ということなんですよね。
これについては、視聴者の方の「えー!?」っていう声が聞こえてきそうなので、僕が変わりにバレルさんにこの動きの意図について確認してみました。

バレルさんの回答としては
「タイマーセット時の始動した時の風の強さは、お客様の使用環境によって希望の風量は様々だと思います。距離が遠すぎると風が弱すぎてはいけないので、強風設定にしております。」とのことでした。

たしかに、遠くから複数の株に送風機を回したい人もいると思うので、分からなくもないなと思ったんですが、結構近距離で利用する人も一定数いると思うので、電源を切る前の設定が記憶できるように、今後の改良に期待ですね。

(4/28更新:製品が改良され、4/28発売のものから前回電源オフ時の風量が記憶され、次回電源オン時に風量が維持されるようになっておりますので、初期風量が強風な点がネックで購入を迷っていた方は気にしなくて大丈夫になりました)

あと、僕はそうなんですが、こういった送風機やサーキュレーターの類は、タイマーで管理しないので、ずっと回しっぱなしにするので、個人的には問題ないかなと思いました。ただし、外出中に停電などで電源が落ちたあと、電気が復旧したときに、停電のことよりも、株の方が心配になるかもしれないので、ご注意ください。

それと、先程お伝えしたように、通電している状態であれば、本体横にあるボタン長押しでも電源のオンオフが可能になっているんですが、このボタンで電源をオンにした場合は、必ずリズムモードになります。あれ?こっちは強風モードじゃなくてリズムモードなの!?と思ったそこのあなた!大丈夫です!これもバレルさんに直接確認してみました。

バレルさんの回答としては、
「電源ボタン長押しでリズム風から始まるのにはお客様は電源ボタンで起動させた後、
 お好みの風に設定されるかと思いますので、強風からではなく、リズムから始まる仕様になっております。」とのことでした。

たしかに、電源ボタンを長押しで電源を入れているということは、かなりの確率で自分がそこにいるので、これは初期値がリズムモードでも問題なさそうですね。

気になった点③

さいご3つ目はですね、この送風機を真横よりも上に向かって弱風モードで利用すると、送風機から少し異音がするところですね。

これについても、もちろんバレルさんに確認してみました。回答としては、
「扇風機の羽部分は磁石の仕組みで本体に付いており、通常の角度での動作では少し羽が浮いた状態で回っております。上に向けると重量で少し羽が落ちてしまうので、音が鳴ります。これは製品の仕様でございまして、不良ではございませんので何卒ご了承の程よろしくお願いします。」とのことでした。

中、強風モードでは特に異音はしないのですが、先程お伝えしたように、この送風機は磁石で羽がくっついているので、メンテナンスもしやすい画期的な製品なんですが、その副作用で、音が鳴ってしまうようです。

もしこの送風機を弱にして斜め上や真上に向けての利用を想定されている方は、この辺りを踏まえて購入を検討してみてください。

さいごに

はい、ということで、今回はバレルさんから発売された「小型送風機 Aechmea(エクメア)」をご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか。

個人的には、こういった植物用の小型送風機は見たことないので、そういう意味ではすごく画期的なんですが、先程お伝えしたように、タイマー管理だと電源をオンにした時は必ず強風モードになる点と(4/28更新:製品が改良され、4/28発売のものから前回電源オフ時の風量が記憶され、次回電源オン時に風量が維持されるようになっておりますので、初期風量が強風な点がネックで購入を迷っていた方は気にしなくて大丈夫になりました)斜め上や真上に向けて弱風で利用する場合だけ、少し音がするのでこの辺りがネックになって購入を躊躇する場合は、マイナーチェンジを待ってからでも良いかもしれませんね。

とはいえ、この製品は真下に向けて常時送風機をつけっぱなしでの利用を想定されていると思うので、そういう用途で利用を考えている方には、オススメだと思います。あと、パルダリウムで動植物に使う方法もあると思うので、気になった方は是非チェックしてみてください!

ちなみに、バレルさんは既にアマテラスやツクヨミなどの育成ライトを開発されていて、今回送風機もラインナップに加わったということは、この流れでいくと恐らく、
ドウシシャさんのサーキュライトのような、育成ライトと送風機が合体したツインファミコン的な製品も今後出てくるんじゃないかと予想しています。

もしかしたら、育成ライトの熱の冷却と植物の送風を両方一度に解決できるかもしれませんね。この辺りはひきつづき、バレルさんの新製品をウォッチしていきたいと思います!それでは、また!