どうも、りあるです。
ついにはるデザインさんから、待望の植物育成用パネル型LEDライト「GL-BOARD 5000」が新発売となりました!!いつ出るのかずっと心待ちにしていますが、期待を裏切らない性能に仕上がっているようです!詳細なレビューについても別途レビューしていこうと思いますが、まずは製品概要を知りたい方に、ざっとまとめましたので是非ご覧ください!
製品名
製品名はGROW LIGHT LED「GL-BOARD 5000」です。はるデザインさんはご存知の通り、過去にもレビューしてきたスポット型の育成ライト「GL-A」や「GL-X」そして一番有名で性能が高い「Hasu38 spec9」などの製品が主力でした。しかし今回満を持して新発売となったのが、このパネル型ライトになります。
本体サイズ/重量
パネルサイズは29.4cm x 27cm。厚みは4.5cm。重量は1.6kgになります。
搭載LED
サムスンSamsung製の高性能なLED「LM301H」を搭載した植物育成に特化したLEDライトになります。Samsung製のLEDだと「LM281B」や「LM301B」が有名ですが、「LM301H」はその更に上位モデルとなっており、海外では人気のLEDになります。ちなみに海外だと「LM301H EVO」が最新のLEDになっています。
UV&IR搭載
さらにはるデザインさんはUV(紫外線)とIR(赤外線)にも最近注力されており、今回発売された「GL-BOARD 5000」にもUVのLED「UV(395nm)」が4つ、IR「IR(730nm)」も4つ搭載されています。屋外で植物を管理する場合、太陽には紫外線と赤外線の両方が含まれているので、室内で紫外線と赤外線を照射できるのは植物育成に欠かせないですよね。ちなみにはるデザインさんからはUVとIRだけを搭載した「GL-A BOOSTER UV-IR」も補助光として販売されております。
消費電力
こういったパネル型の育成ライトは消費電力が低すぎると、アガベや塊根植物のような多肉系の植物には光量が不足してしまうし、逆に消費電力が200W以上の育成ライトだと値段がかなり高くなって、育成している株が多い場合に複数のライトを購入するとその分お金も掛かるので、ちょうどいいライトが無かったりするんですよね。
そこにきて今回発売された「GL-BOARD 5000」は光量もあり、さらに消費電力が最大100W(ワット)で省電力なので電気代の心配も減って、さらに本体価格も安いので、かなりコスパ最強なんですよね。
競合製品といえば、BARREL(バレル)社のROKI-350とJPP社のヘリオスグリーンLED PROです。
調光機能
この「GL-BOARD 5000」はLEDドライバがパネルと一体型になっています。そのLEDドライバーには調光機能がついています。調光は無段階ではなく、4段階固定の調光機能がついています。この調光機能により、植物との距離に合わせて光の明るさ(照度、PPFDの調整が可能になります。また電気代が気になる方は、この調光によって消費電力を25ワット、50ワット、75ワット、100ワットにそれぞれ調整可能です。こういった調光機能がない場合、スチールラックなどで利用すると物理的に植物とパネルライトの距離で調整する必要が出てくるので正直手間だったりするんですが、このパネルライトはその辺りの問題が全くありません!
照度・PPFD
はるデザインさんの育成ライトの特徴として、やはりライトが明るい点が挙げられますがこのパネルライトも凄いです。PPFDマップを見ると、高さ約40cm(38.1cm)で直下中心の値は525になります。この525はGL-Xの広角レンズ(XL80)を利用したときの高さ40cmからのPPFDとほぼ同じです。つまり、スポット型GL-Xをパネル型にしたようなLEDライトに仕上がっているイメージです。なので、ものすごく強い光を必要としない熱帯植物には広範囲で光合成のサポートが可能になります。
一方、多肉系の植物の場合は少し明るさが低いと思うかもしれませんが、アガベや塊根植物の育成は、大体スチールラック(メタルラック)で管理することが多く、高さ40cmも確保できないため、棚の間隔が大体30cmくらいになると思います。そうなると植物とライトの距離は大体25cm前後になります。PPFDマップを見ると高さ約25cm(25.4cm)で直下中心の値は1211になります。この値はHASU38 Spec9の高さ40cmからのPPFD1320に匹敵します。つまり、スポット型HASU38を照射範囲が広くなったパネル型にしたようなLEDライトのようにも使うことが可能です!
色温度・波長(スペクトル)
白色LED(5500~5700Kケルビン)が116個、暖色LED(3000~3300Kケルビン)が120個搭載されているので、平均値として4600ケルビンになっています。イメージとしては温白色から昼白色の辺りになるのではないかと思います。個人的に白系の育成ライトが好みなので、この辺りは今後他のライトともレビュー比較してみたいと思います。また波長はフルスペクトルになっております。
演色評価数Ra
太陽で照らした物体の色の表現を100としたときに、どれだけ忠実に再現しているかを示す演色評価数ですが、このパネルライトは90になります。基本的にRaは90以上であれば植物の鑑賞には問題ないレベルなので、この辺りは大丈夫そうですね。
防水性能
はるデザインさんのすべての育成ライトの特徴として、やはり漏電による火災や感電などをしっかり考慮して設計されているので有名ですよね。この「GL-BOARD 5000」も例外ではなく、防水性能はIP65になっているので、葉水や水やりによってライト本体が水で濡れても問題ありません。熱帯植物などの管理で湿度が高い環境でも耐えられます。ただし、屋外での利用や水の中に入れて利用しないようにしてください。
あとはパネルLEDの表面は専用の耐水用接着剤で全面保護コーティングされており、製品寿命を延ばすように設計されています。
PSEマーク
国内で利用する場合は電気用品安全法(PSEマーク)は必須になりますが、もちろんPSEマーク認証済みです。
付属品
- 「GL-BOARD 5000」パネル本体
- フック付きワイヤー2セット
- フック付きリフト2セット
- ユーザーマニュアル(日本語)
こういったパネルライトはリフト(吊り下げ用ロープ)が別売りのケースもありますが、同梱されているので嬉しいですよね。設置方法として、スチールラック(メタルラック)の上に置いて利用できるかもレビューしてみますね。
保証期間
保証期間は1年となっております。保証期間が終わったあともLEDドライバは有償交換できるようなので安心ですね。
価格(値段)
価格はなんと11,865円(税込)になります(2024/01/25現在)
これだけのスペック性能で調光機能付き、IRとUV付き、消費電力も100Wで省電力なのに1万円程度で購入できるのは驚きの価格ですよね。コスパ最高の育成ライトです!!もし購入を迷っている方は間違いなく買いだと思います。
詳細については別途レビューしますが、絶対品薄になるので、レビューを待つ前にゲットしておくのが吉ですね!
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