今回はですね、室内で植物を育てるときにオススメのアイリスオーヤマの「サーキュレーター」をご紹介したいと思います。小さいボディなんですが、かなりパワフルで、僕もかなり気に入って使っているので、もしサーキュレーターをお探しの方は、是非最後までご覧ください。とくに、夏場や冬場のエアコンによる室内の効率の良い空気循環によって、室温設定が低くても部屋全体を一定の温度にしてくれるので、節電効果も抜群なので超おすすめです!
ちなみに、今回ご紹介するサーキュレーターは、実は2019年の3月20日に発売されたものでかなり時間が経っているんですが、現在でも価格ドットコムランキングのサーキュレーター部門で1位を更新しつづけているすごく人気のサーキュレーターなので、もし気になった方は是非チェックしてみてください!
購入時のポイント
僕がこのサーキュレーターを購入するときに選んだポイントなんですが、やっぱりあんまり値段が高いと中々手が出ないので、値段が高すぎず、機能がよくて、静かで、そして電気代も安い、といった、総合点で一番良いものを選びました。
あとは、壊れにくくて品質が良いメーカーかどうかもポイントになってきますよね。ということで、早速、僕が使っているサーキュレーターについてご紹介していきたいと思います。
製品の外観、デザイン
まずは今回ご紹介するサーキュレーターなんですが、アイリスオーヤマの「サーキュレーターアイ DC JET PCF-SDC15T」という24畳に対応したサーキュレーターになります。見た目はコロンとしていて、まるでフジテレビの球体の展望台みたいな雰囲気ですよね。30畳に対応した「PCF-SDC18T」もあります。
台座の部分には、各機能を操作するボタンがあります。
リモコンでも操作できて、背面にはリモコンが収納できるところがあります。
底の部分は滑り止めのゴムがついているので、高いところに置いても安定して利用することができます。
あと本体カラーなんですが、ご紹介しているサーキュレータは、ホワイトのモデルになります。実は機能も大きさも全く同じで、2021年発売の「PCF-SDCC15T」という型番の製品もあるんですが、そちらは色もブルー、ピンク、そして木目デザインのホワイトの3色展開となっているので、好みに合わせて、いろんなお部屋のインテリアにも合わせることができると思います。なので、今回ご紹介しているホワイトモデル+3色の合計4パターンのデザインから、お好きなものを選べる感じになっています。
「サーキュレーターアイ DC JET PCF-SDC15T」と「サーキュレーターアイ DC JET PCF-SDCC15T」の違いなんですが、メーカーの情報を元に比較してみると、梱包している箱(パッケージ)の大きさの違いだけのようです。
製品のスペック
大きさは、幅21×奥行21×高さ29cmです。小さくてコンパクトなので、床に置いたり、棚の上に置いたり、お部屋のレイアウトに合わせて設置できるのがグッド。
重さは約1.3kgでノートパソコンくらいの重さでかなり軽量なので、片手で持ち上げたり、移動は簡単にできます。持ち運びに便利な取手もついているので、掃除をするときも簡単に持ち上げられるので、かなり楽ですね。
利用する最適なお部屋の広さは、24畳となっていますが、サーキュレーターは利用するお部屋の大きさよりも広いものが推奨されているのと、あとは大は小を兼ねるじゃないですが、サーキュレーターを狭い寝室で使ったり、広いリビングで使ったり、などを考えるとある程度広い部屋に対応したものの方が、柔軟に対応できると思います。あと、将来引っ越しすることも考えると、今は狭い部屋でも、広くなる可能性もありますよね。
電源アダプタは、こんな感じのACアダプターのタイプで、場所によっては他のコンセントと干渉する可能性があります。ケーブルは約1.8mあります。
小さいリモコンも付いているので、離れた位置から操作できるのも嬉しいですよね。
それと、このサーキュレータはDCモーターを搭載していて、ACモーターより風量を細かく調節できるので、消費電力を抑えられたり、静音なのが特徴だったりします。
ちなみに、ACモーターかDCモーターかを簡単に判別するには、風量の調整が強中弱の3段階の場合はACモーターで、例えば10段階で細かく調整可能なものはDCモーターのサーキュレータで、電気代が安いもの、と思って頂けたらと思います。
機能について
まずは電源ボタンからです。コンセントを入れても自動的にサーキュレーターは動かないので、使うときは必ず電源ボタンを押します。切るときはもう一回押すと電源が切れます。
次は切タイマーです。2時間後、4時間後、8時間後に電源を切るタイマー設定が可能です。他のメーカーのサーキュレーターだと、12時間後に自動的に電源がきれる機能があったりしますが、こちらのサーキュレーターは大丈夫です。植物を育てるときは基本的に回しっぱなしにすることが多いので、この辺りは大丈夫そうです。
次は首振り機能です。このサーキュレーターは、首振り(左右)のボタンを押すと、
60度、90度、120度に左右の首振りが可能になるので、風向きを変更できるのは嬉しいですよね。もちろん、"首振りオフ"もできるので、植物にとって首振りが無い方が良い、と思う方も問題なく利用できます。首振り機能が全くないサーキュレータも売っていたりしますが、首振り機能をいつでもオンオフ使えるサーキュレータの方が、夏場や冬場にお部屋の空気を大きく動かしたいときや、部屋干しするときに便利だったりするので、何かあったときに使える機能が搭載されているのは安心だと思います。
また、こちらの首振り(上下)ボタンを押すと、上下の首振りも可能で、高さはボタンのオンオフで微調整可能です。上を向く角度は、最大で65度の方向にすることが可能です。
ちなみに、「3Dランダム送風機能」として、左右首振りと上下首振りは同時に使うこともできるので、帰宅時にお部屋の中が暑かったり、寒かったりした場合に、エアコンや暖房の近くの空気をかき混ぜることもできます。
次は風量です。弱と強のボタンで、10段階で風量の微調整ができるので、お部屋の広さに合わせて調整できるのは便利だと思います。あとは、風はスパイラル気流という最大で27m先まで届く風なので、広い部屋でも空気がしっかり循環してくれるパワフルなサーキュレータだと思います。ちなみに植物にとっては、植物の近くを人間が歩いて横切る程度の風が心地よいと言われていたりするので、植物の葉っぱがちょっと揺れる程度の風量を目安に設定すると良いと思います。
次は送風モードです。送風モードボタンを押すと、連続、リズム、衣類乾燥の順に切り替わる動作になります。連続を選ぶと、設定した風量や首振り角度で連続運転になります。リズムを選ぶと、弱中強の3段階を選んで、その選んだ強さを基準に風量が自動的に変化します。衣類乾燥モードを選ぶと、洗濯物に当たる風を一定に保つために、左右の首振りを90度、120度にした場合は、正面の風量に対して左右の風速が強くなります。60度の場合は左右の場合に強くなることはありません。
ちなみに、植物に風を当てるときは、サーキュレーターの風を直接植物に当てるのではなく、植物が置いてある場所に対して対角線上の壁や天井の角(かど)を狙う感じでサーキュレーターの風を当てるようにすると、お部屋の空気が循環して、きっと植物も喜ぶと思います。
操作部分の明るさ
操作部分の明るさは、2段階調整可能で、送風モードのボタンを2秒以上長押しすると、ランプの明るさが暗くなります。元の明るさに戻す場合は、再度送風モードのボタンを2秒以上長押しすると元の明るさに戻ります。現在の設定が見えなくなるため、完全に暗くすることはできません。
また、参考までに部屋を暗くしたときの明るさはこちらです。
値段・価格
僕は楽天のお店で、9980円で購入しました。いま相場観を調べてみると、購入時より値段が上がっているようなんですが、大体1万円ちょっとで購入できます。ちなみに、DCモーターのサーキュレータは基本的に値段が高いものが多いので、24畳に対応した製品で1万円は結構リーズナブルな方だと思います。ついでに僕が買ったお店を確認してみたんですが、価格ドットコムで1位になっているお店より安くなっているので、以下にリンクを貼っておくので、興味のある方はチェックしてみてください。
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その他に確認しておきたいポイント
まず1つ目は音です。
DCモーターを搭載しているので、運転音は小さくなっている点がグッド。メーカー公式では、連続モードで風量1~4の場合は、30dBで深夜の住宅街の騒音値レベルとなっております。
2つ目は、メンテナンスです。
前面のカバーが簡単に取り外せるので、お手入れは簡単だと思います。やっぱりファンが回るとホコリが付きやすいので、掃除がしやすいのは重要なポイントだと思います。ちなみにファンは取り外しできないですね。
3つ目は、電気代です。
このサーキュレーターはDCモーターなので、かなり省エネ設計になっています。
ワット数が25Wなので、もし1日8時間の使用を、30日間使う計算をすると、大体162円程度の金額になります。1日に換算すると約5.4円の計算になるので、かなり安いと思います。
あと、電力会社の値上げもあったりするので、DCモーターのサーキュレータは電気代の節約にも繋がると思います。サーキュレータ以外にも、植物育成ライト、加湿器などを常時利用している方も、電気代はちょっと心配ですよね。
保証
最後は保証期間です。
保証は購入してから1年あるので、もし何かあっても大丈夫だと思います。ちなみに、こちらのアイリスプラザで会員登録して購入すると、メーカー保証が通常1年のところ、無料で2年に延長できるようです。
個人的にこのサーキュレーターの惜しいポイント3つ
①電源を切ったあとに、元のポジションに戻ってしまうこと
これは惜しいというか、人によっては「むしろその方がいいんだけど?」という方もいらっしゃるポイントだと思います。僕の場合は、首の上下の高さを固定して使いたいので、電源を入れる度に首の高さを上に向けて固定する必要があるので、ちょっと不便なんですよね。なので、これは使い方によるところもありますが、僕の使い方ではデメリットに感じました。
②電源のコンセントを抜くと首振りや風量などの設定がすべてリセットされる
ちょっとお掃除などでコンセントを抜いたりとか、別の部屋に持っていったときに、また左右の首振りの角度や風量の設定が必要な点ですね。ただこれも、コンセントを抜くことが無い人にとっては、全く問題ないポイントだと思うので、気にならない方は大丈夫だと思います。
③音
10段階で風量を変えられるのですごく便利なんですが、一番弱い風量にしても若干低いモーター音がするところ。普段、リビングで過ごしていたり、テレワークなどで仕事をしている部屋で使うには、あまり気にならない音だと思いますが、もし寝室での利用を検討されている方は、一度店頭などで音をチェックしてみて、問題なければ購入してみてください。ちなみに、僕は寝室ではアイリスオーヤマの「LFD-306L」というDCモータの扇風機を使っているんですが、この扇風機は一番弱い風量にしてもモーター音がほとんどしないので、かなり静かなのでオススメです。アイリスオーヤマ製品の中で人気ランキング2位になっている扇風機なので、もしよければ合わせてチェックしてみてください。
個人的に他に気になっているサーキュレーター3つ
サーキュレーター扇風機 STF-DC18T
1つ目は、同じくアイリスオーヤマの扇風機のような見た目なのに首がグルングルン回る「サーキュレーター扇風機 STF-DC18T」です。サーキュレーターと扇風機の一体型なので、サーキュレーターと扇風機どちらも欲しい!というワガママな方にピッタリだと思います笑
ボルネード EXO51-JP
2つ目は、NHKの趣味の園芸にも出演されている、熱帯植物栽培家の杉山さんが実際に使用されている「ボルネード社のサーキュレーター EXO51-JP(エクソ51-JP)」です。ボルネード社はジェットエンジンの技術を応⽤したサーキュレーターを作っている会社で、このサーキュレーターは防塵(ぼうじん)性能・防水性能もあるので、植物の近くにサーキュレータを置いた場合でも、湿度が高い場所や葉水などにも耐えられるサーキュレーターです。
ボルネード VFAN2-JP
3つ目も、同じくボルネードの「VFAN2-JP」というサーキュレーターで、クラシック感があってレトロな雰囲気のあるサーキュレーターなので、植物を育てているお部屋のインテリアにも馴染むので、すごくオススメです。
本体の色も「アンティークグリーン」と「ビンテージホワイト」の2色あるので、ちょっと個性的でオシャレなサーキュレーターをお探しの方は是非参考にしてみてください。ビンテージホワイトだけは小さいタイプの「VFANJR-JP」もあります。
その他にも
人気上昇中の「アイリスオーヤマ サーキュレーター アイ 静音 DCモーター Dcsilent PCF-SDS15T-W」。
ACモーターでは不動の一位「アイリスオーヤマ PCF-SC15T」。
エアサーキュレーターで有名な洗えるサーキュレーター「山善 YAMAZEN YAR-DDW151」。
さいごに
さて、いかがだったでしょうか。
観葉植物を育てている場合は、最低1つはサーキュレーターは持っておかないと、植物たちが弱ってしまうと思うので、お持ちじゃない方は是非今回ご紹介したアイリスオーヤマのサーキュレーターをチェックしてみてください。床に直置きもできますが、コンパクトで小さいので卓上でも利用できるのも嬉しいですよね。
また、暑い時期や寒い時期など、エアコンを利用することが多いですが、室内の空気を効率よく循環させることで、電気代の節約や節電にも貢献できるので、是非省エネなサーキュレーターをご検討いただければと思います。Youtubeでもご紹介しているので、もしよければチャンネル登録やグッドボタンを押して頂けると嬉しいです。それでは!